きょう13日から15日(木)にかけて、九州は上空に流れ込む寒気や湿った空気の影響で、大気の状態が非常に不安定になります。山沿いを中心に雨雲が発達しやすくなります。屋外での活動は、天気の急な変化にご注意下さい。
不安定な天気 局地的に激しい雨も
午前10時40分現在、九州の西の海上には湿った空気に伴う発達した雨雲が広がっています。
きょう13日、九州付近は暖かく湿った空気が流れ込み、九州北部の上空5500メートル付近には氷点下9度以下の寒気が流れ込むため、大気の状態が非常に不安定になります。日中は次第に気温が上がり、上空との気温差が大きくなるため、九州の山沿いを中心に雨雲が発達しやすくなります。発達した積乱雲の下では、激しい雨、落雷や竜巻などの激しい突風、またひょうが降るおそれもあります。急な天気の変化にお気をつけ下さい。
急に真っ黒な雲が近づいたり、冷たい風が吹き出したり、雷の音が聞こえるなどの現象が見られたときは、発達した積乱雲が近づいている兆しです。
屋外での活動は早めに切り上げ、安全な場所へ移動しましょう。
九州の不安定な天気は、あさって15日(木)まで続く見込みです。特に、15日(木)は上空の寒気の流れ込みが強まるため、より不安定度が増し、広い範囲で雨雲が発生する可能性があります。
