ゴールデンウィークは「快適」のち「汗ばむ暑さ」 暑熱順化で暑さに慣れよう
明日22日(火)は西から天気下り坂。23日(水)は九州から関東の広い範囲で雨が降るでしょう。ゴールデンウイーク前半は、この時季らしい陽気となり、比較的過ごしやすそうです。ただ、5月に入ると、再び25℃以上の夏日が続出し、汗ばむ陽気が続く見込みです。
22日(火)～28日(月)の天気 24日から晴れる所多い
明日22日(火)は、西から低気圧や前線が近づき、天気は下り坂です。午前中は晴れる所もありますが、午後は次第に雲が広がるでしょう。九州では夕方から雨が降り、雷を伴って激しく降る所もありそうです。四国、中国地方、近畿でも夜は広い範囲で雨が降る見込みです。
明後日23日(水)は、全国的に雨が降り、九州から関東にかけては雨や風の強まる時間もありそうです。
24日(木)は天気が回復し、25日(金)から28日(月)も晴れる所が多く、行楽日和になるでしょう。ただ、東京など関東では、雨の降る時間もありそうなので、お気をつけください。
最高気温は、25日(金)から27日(日)頃は25℃以上の夏日になる所は少なく、過ごしやすくなりそうです。
29日(昭和の日)～4日(日)の天気 ゴールデンウィーク後半は汗ばむ陽気
29日(昭和の日)は九州から関東まで広く晴れる見込みです。一方で、東北と北海道では雨が降るでしょう。
30日(水)は全国的に晴れて、5月1日(木)以降は九州から関東にかけて、おおむね晴れの天気が続く見込みです。晴れマークが目立ちますが、1日(木)～2日(金)は北海道や東北だけでなく、雨の範囲が広がる可能性があります
また、沖縄は5月1日(木)以降は雨の降る日が続き、梅雨のはしりとなりそうです。
5月1日(木)以降は、九州から関東の広い範囲で最高気温が25℃以上の夏日になるでしょう。まだ暑さに慣れていないため、熱中症には十分にご注意ください。
本格的な暑さを前に、今の時季から始める熱中症対策の1つに「暑熱順化」というのがあります。
「暑熱順化」で暑さのための体づくり
暑熱順化には、体を暑さに慣れさせることが重要です。個人差もありますが、暑熱順化には数日から2週間程度かかります。暑くなる前から余裕をもって暑熱順化のための動きや活動を始めましょう。
暑熱順化のための動きや活動には、次のようなものがあります。
・ウォーキングやジョギング
帰宅時にひと駅分歩く、外出時にできるだけ階段を使用するなど、少し汗をかくような動きをしましょう。目安としては、ウォーキングの場合の時間は1回30分、ジョギングの場合の時間は1回15分、頻度は週5日程度です。
・筋トレやストレッチ
室内では、筋トレやストレッチなどで軽く汗をかくことができます。ただ、室内の温度や湿度には十分注意して、暑くなりすぎたり、水分や塩分が不足したりしないようにしましょう。目安としては、時間は1回30分、頻度は週5回～毎日程度です。
・入浴
シャワーのみで済ませず、湯舟にお湯をはって入浴しましょう。入浴の前後には十分な水分と適度な塩分を補給し、入浴して適度に汗をかくとよさそうです。目安としては、入浴の頻度は2日に1回程度です。
暑熱順化ができても、数日暑さから遠ざかると効果はなくなってしまいます。自分が暑熱順化できているかを意識し、まだ暑熱順化できていないときには、こまめな水分補給や涼しい場所での休憩などで熱中症を予防しましょう。
