近畿地方 暖気が入り高温傾向 広く11月並みに 寒暖差に注意
この先一週間の近畿地方は、暖かい空気が入るため、気温が平年より高い日が多い見込みです。 朝晩は冷え込む日もあり、日中との気温差が大きくなる日があるでしょう。寒暖差が特に大きくなるので、体調管理などにお気をつけください。
昼間は11月並みの暖かさに 10月下旬並みの所も
この先一週間の近畿地方は、暖かい空気が入るため、最高気温が平年より高い日が多い見込みです。 特に、19日(金)から21日(日)にかけての最高気温は広く15℃を上回り、昼間は比較的過ごしやすくなりそうです。 20日(土)は11月中旬並みの所が多いでしょう。豊岡では20℃の予想で、10月下旬並みの暖かさとなりそうです。昼間はコートではなく、薄手のジャケットや羽織るものでも良さそうです。 ただ、朝晩は冷え込む日もあり、日中との気温差が大きくなる日があるでしょう。 服装選びに注意し、体調管理などにお気をつけください。
最低気温は変化が大きい 20日(土)と21日(日)は冷え込み和らぐ
朝晩の気温変化が大きい一週間となりそうです。 明日17日(水)から19日(金)にかけては、最低気温は5℃以下の所が多く、朝晩はこの時季らしい気温になるでしょう。特に19日(金)は晴れて、冷え込みが強まりそうです。内陸部では氷点下の所もあるでしょう。 最低気温も変化が大きく、20日(土)と21日(日)の最低気温は10℃くらいと冷え込みが和らぐ見込みです。11月並みの日が多くなるでしょう。 急な温度変化によって体に負担がかかることもあるので注意が必要です。この時期は、屋内では暖房を使うこともあり、屋外との温度差や、暖房を使用していない部屋との温度差が大きくなるため、気をつけましょう。
ヒートショックを防ぐ4つのポイント
冬の時期は、暖かい部屋から寒い部屋への移動など、急激な温度の変化によって身体がダメージを受ける「ヒートショック」が発生しやすくなります。ヒートショックを防ぐには、次の4つのポイントを覚えておいてください。 ① 脱衣所や浴室は、入浴する前に暖めておきましょう。暖かい部屋から寒い脱衣所や浴室に入り、その後、浴槽につかると、寒暖差で血圧が急激に変化してしまいます。浴室に暖房設備がない場合は、シャワーを使って浴槽に給湯したり、浴槽のお湯が沸いたらよくかき混ぜた後、蓋を取って湯気を充満させたりするのも、効果的です。 ② 入浴の際は、お湯の温度は41度以下、時間は10分以内を心がけましょう。入浴する時間帯は、夜遅い時間帯だと冷え込んできますので、早めの時間帯を心がけてください。 ③ 浴槽で体を暖めた後は、できるだけゆっくり立ち上がるようにしましょう。手すりがあれば活用し、手すりがない場合でも、浴槽のへりにしっかり手をかけて、立ち上がってください。 ④ 食後すぐの入浴や、飲酒後の入浴は、避けましょう。食後に血圧が下がりすぎる食後低血圧によって失神することもありますし、飲酒によっても一時的に血圧が下がります。体調の悪い時も、入浴は避けてください。