春の気配から一転、7日~8日は強烈寒気で近畿は大雪のおそれ 大阪市内も雪の予想
今日4日は「立春」。日差しの暖かさに、春の気配を感じた方も多かったかもしれません。しかし、次の週末(7日~8日)には一転して真冬の寒さが戻る見込みです。強烈な寒気が流れ込むため、8日(日)は近畿北部を中心に再び警報級の大雪となる恐れがあり、中部と南部でも広い範囲で雪が降る見込みです。今後の情報に注意してください。
明日5日はさらに気温上昇 3月並みの暖かさ
今日4日は二十四節気の「立春」で、暦の上では春の始まりです。朝は、上空に残る寒気や放射冷却の影響でこの冬一番の冷え込みとなった所がありましたが、日中はぐんぐんと気温が上がり、大阪市など8日ぶりに10℃を超え、昼間は日差しの暖かさが戻りました。
明日5日は、上空を気圧の谷が通過するため、今日4日より雲が広がりやすくなるでしょう。朝の冷え込みは弱まる所が多いですが、豊岡市(兵庫)ではマイナス4℃の予想で、明日の朝まで水道管が凍結するほどの冷え込みが続く見込みです。日中は13℃前後まで気温の上がる所が多く、広く3月上旬から3月中旬並みの暖かさになるでしょう。
積雪の多い地域では、なだれや屋根からの落雪に注意してください。なお、近畿地方の広い範囲に乾燥注意報が発表されています。引き続き、空気の乾燥した状態が続くため、火の取り扱いには十分注意が必要です。
6日(金)~8日(日)は気温急降下 真冬に逆戻り 寒暖差に注意
近畿の中部と南部は、6日(金)にかけて日ごとに気温が上昇する見込みです。一方、近畿北部では寒さが和らぐのは明日5日までで、6日(金)は北から寒気が流れ込むため、冬の寒さが戻るでしょう。
7日(土)から8日(日)にかけては強い冬型の気圧配置となり、強烈な寒気が次第に流れ込む見込みです。各地とも気温が大きく下がり、特に8日(日)は冷たい季節風が吹きつけて、一段と厳しい寒さになるでしょう。
週末にかけて寒暖差が大きくなりますので、体調の管理にお気をつけください。
8日(日)は警報級大雪のおそれ 大阪など都市部も雪が降る
週末(7日~8日)は再び大雪のおそれがあります。
近畿北部では、6日(金)から雨や雪が降りやすくなるでしょう。
7日(土)は近畿北部を中心に断続的に雪が降る見込みです。また、午前中は南海上を通る前線の影響で、近畿南部を中心に雨や雪の降る可能性があります。南部の雨や雪は予想が変わりやすく、最新の情報に注意が必要です。
8日(日)は近畿北部を中心に雪が強まり、中部や南部でも雪の範囲が広がる見込みです。大阪市など都市部でも雪の降る時間があるでしょう。
最も強い寒気が流れ込むのは8日(日)となる見込みです。8日(日)は、兵庫県北部や京都府北部・南部では警報級の大雪となる可能性があります。
この冬、近畿地方に大雪をもたらしたJPCZ(日本海寒帯気団収束帯)が再び近畿を指向し、短時間で積雪が急増する恐れがあります。車の立ち往生が発生する恐れもあり、交通への影響に十分な注意が必要です。
なお、近畿北部ではすでに平年の3倍近い積雪となっている所があり、豊岡市(兵庫)など市街地でも平年の2倍近い積雪となっている所があります。今後の情報に注意し、大雪への備えを進めてください。
8日(日)は近畿に影響が出る可能性大 JPCZ(日本海寒帯気団収束帯)とは
冬型の気圧配置が強まると、シベリア大陸から冷たい風が日本海に流れ込みます。この冷たい風は、朝鮮半島北部に位置する長白山脈(最高峰:白頭山2744メートル)によって、いったん二分されますが、その風下である日本海で再び合流し、収束帯(雪雲が発達しやすいライン)が形成され、雪雲が発達しやすくなります。
この収束帯のことを「日本海寒帯気団収束帯(JPCZ)」と言います。JPCZによって、雪雲が発達しやすくなり、その雪雲が次々と流れ込むため、大雪となることが多々あります。
1月下旬の寒波の際は、近畿地方にこのJPCZ(日本海寒帯気団収束帯)が指向し、大雪をもたらしました。JPCZによる発達した雪雲が近畿地方にかかり続けると、短時間で一気に積雪が増える恐れがあります。
特に8日(日)にかけて、近畿地方にJPCZがかかり、大雪となる恐れがありますので、最新の情報に十分注意してください。