8日の関東は晴れて空気乾燥　ぽかぽか陽気でも夜は冷える　13日は真冬並みの寒さ(気象予報士小野　聡子 2025年12月08日)

8日の関東は晴れて空気乾燥　ぽかぽか陽気でも夜は冷える　13日は真冬並みの寒さ

日本気象協会本社

小野　聡子

公開：2025年12月08日09:36

今日8日の関東地方は、晴れて空気が乾燥するでしょう。気温が上昇し、各地で最高気温が15℃以上でぽかぽか陽気になりそうです。ただ、夜は北よりの風で冷えてきそうです。この先、13日の最高気温は東京都心で7℃と、真冬並みの寒さになりそうです。寒暖差にご注意ください。

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晴れて空気が乾燥　火の取り扱いに注意
各地でぽかぽか陽気
9日以降は寒暖差大きい　13日は広く10℃に届かず

晴れて空気が乾燥　火の取り扱いに注意

今日8日の関東地方は高気圧に覆われて、昼頃にかけて広く晴れる見込みです。ただ、寒冷前線が関東付近を通過するため、昼頃から次第に雲が広がりそうです。平野部では天気の崩れはない見込みですが、北部の山沿いを中心に雨や雪の降る所がありそうです。山沿いにお出かけの方や峠越えをされる方などは、ご注意ください。

今日8日も関東地方は空気が乾燥するでしょう。午前9時現在、東京都、埼玉県、神奈川県に乾燥注意報が発表されています。湿度は30%前後まで下がり、空気はカラカラに乾燥しそうです。乾いた空気でのどやお肌のトラブルが起きやすくなります。こまめな水分補給やマスク、保湿ケアを心掛けてください。また空気の乾燥した状態が続くと、火災の発生しやすい状況になります。暖房器具の取り扱いなど、火の元にご注意ください。

各地でぽかぽか陽気

今朝(8日)も関東地方は放射冷却の影響で冷え込みが強まり、東京都心では、朝の最低気温は4.2℃と5日連続で5℃を下回りました。朝の通勤・通学の時間帯も10℃を下回り、ダウンコートが必要なほどの寒さとなっています。ただ、日中は南寄りの風が吹いて、気温がぐんぐん上がるでしょう。最高気温は各地で昨日7日よりもさらに高くなり、東京と千葉、さいたま、前橋は18℃、横浜は19℃、水戸は17℃、宇都宮は16℃の予想です。各地で15℃を超えて、ぽかぽか陽気、小春日和になりそうです。日中は薄手のジャケットを羽織る程度で、冬物のコートは必要ないくらいになるでしょう。ただ、夕方以降、次第に北よりの風に変わり、グッと冷えてきそうです。日中から夜のお出かけは、服装にご注意ください。

9日以降は寒暖差大きい　13日は広く10℃に届かず

明日9日は上空に寒気が流れ込み、気温があまり上がらないでしょう。最高気温は、東京や横浜、さいたまは13℃、千葉、前橋、水戸は12℃、宇都宮は11℃と、各地で15℃に届かず、平年並みか低くなりそうです。空気は一気にひんやり感じられるでしょう。

10日も平年並みか低く、各地で15℃に届かない所が多いでしょう。11日になると再び15℃以上で日差しが暖かく感じられそうです。ただ、これも長くは続かず、12日以降は強い寒気が流れ込み、一気に気温が急降下します。東京都心の最高気温は、12日は10℃、13日は7℃、14日は9℃と、今シーズン初めて10℃に届かない見込みです。この先の寒暖差が大きくなりますので、お出かけの際の服装や体調管理に十分ご注意ください。