2日は「ピンクムーン」 23日「4月こと座流星群」極大 4月の星空・天文情報
2026年4月の星空・天文情報です。春の夜空を飾るのは、夜桜だけではありません。「4月こと座流星群」がピークを迎え、「ピンクムーン」と呼ばれる満月が輝き、「月と惑星の接近」も楽しめます。ぜひ夜空を見上げてみてください。
「北斗七星」や「春の大曲線」に注目
春は空が霞んで、暗い星が見えにくくなりますが、そのなかで目を引くのが「北斗七星」です。「北斗七星」は「おおぐま座」の一部を構成しており、熊のしっぽにあたる部分にあります。「おおぐま座」は全天で3番目に大きく、北の空高くに位置する春を代表する星座です。
「北斗七星」を見つけたら「春の大曲線」も探してみましょう。「北斗七星」のひしゃくの柄のカーブをそのまま伸ばしていくと、東の空でややオレンジがかった明るい星「うしかい座」のアークトゥルスにぶつかります。さらに、南東の空で白っぽく輝くのが「おとめ座」のスピカです。この北斗七星、アークトゥルス、スピカを結んでできる曲線が「春の大曲線」です。
2日は満月 4月は「ピンクムーン」
2日11時12分に満月を迎えます。
満月には英語圏で様々な呼び名があります。2月は「スノームーン」、6月は「ストロベリームーン」などと月ごとに呼び方が変わります。
4月の満月は、春の鮮やかなピンク色の花が咲く頃などから「ピンクムーン」と呼ばれます。このような呼び名を思い出しながら、月を眺めてみるのも良さそうです。
なお、2日の東京の月の出は18時21分です。
4日の明け方 水星が西方最大離角 東の低空に注目
地球の内側を公転する水星は、日の入り後の西の空か、日の出前の東の空にしか見えません。今回のように太陽から西側に最も離れる「西方最大離角」の時には、日の出前の東の低い空に水星を見つけやすくなります。
4日の水星の日の出前の高度は、約3度とかなり低いため、東南東の空が開けた場所で、双眼鏡を使って注意深く探してみましょう。
※4日の東京の日の出は5時24分です。
19日の夜 三日月と金星が共演
19日の日の入りの頃、西の空で三日月と宵の明星の金星が近づきます。
19日の東京の日の入りは18時17分です。
※三日月とは、新月の日を1日目とした3日目の月のことをさします。
22日~23日 月が木星に接近 月の周りがにぎやかに
22日~23日は、月と木星が接近します。日の入り後に西の空を眺めると、空の高い位置にほぼ半月状の月と木星が並んでいる様子を見ることが出来ます。
他にも、ふたご座のポルックスやカストルも近くにあるため、空がにぎやかです。
※東京の日の入り:22日は18時20分、23日は18時21分
23日 「4月こと座流星群」が極大 3時頃最も期待できる
4月こと座流星群は、毎年見られる流星群の一つです。国立天文台によると、2026年の4月のこと座流星群の極大は、23日5時頃と予想されています。
東京付近の場合、4月こと座流星群の流星が見え始めるのは、22日22時頃ですが、西の空に月があって月明かりが邪魔することと、流れる流星の数もわずかのため、観察の条件は良くありません。
23日0時頃(22日の深夜)に月が沈み、極大時刻にも近づいていくことで、見える流星が増えていきます。23日3時頃に流星が最も多く見られ、空の暗い場所であれば1時間に10個程が見られるでしょう。また、流星が多めに出現する場合には、流星数が1時間に15個程になることも期待されます。
4月は新年度の始まりということで、希望や夢をもって迎える方も大勢いらっしゃると思います。そんな願いを流れ星に託してみてはいかがでしょうか。
ただ、春とはいえ、夜はまだ薄着だとヒンヤリと感じられる日もある時期です。夜空を見上げる時は、体を冷やさないようご注意下さい。