2026年5月は記録的高温で少雨、多照だった 6月はどうなる?
気象庁は6月1日、「2026年5月の天候」を発表しました。それによると、5月は全国的に気温が高く、5月中旬を中心に記録的な少雨や多照となりました。さて、6月はどうなるのでしょうか?
【5月の天候まとめ】全国的に気温が高く、5月中旬を中心に記録的な少雨や多照
【5月上旬】
前線を伴った低気圧がたびたび日本付近を通過し、全国的に天気は数日の周期で変わりました。2日頃や4日頃には、日本海や北海道の北を通過した低気圧や寒気の影響で、北日本を中心に雨が強まり大雨となった所や、北海道では降雪を観測した所もありました。
一方、沖縄・奄美では上旬の中頃以降は、沖縄の南から日本の南海上に停滞した梅雨前線の影響を受けやすく、奄美で5月3日頃(平年より9日早い)、沖縄で5月4日頃(平年より6日早い)に梅雨入りの発表がありました(速報値)。
【5月中旬】
本州付近を中心に高気圧に覆われやすく、晴れた日が多くなりました。旬降水量は東日本日本海側で平年比2%となり、1946年の統計開始以降、5月中旬として1位の少雨となりました。旬間日照時間は、東日本日本海側で平年比171%、東日本太平洋側で173%、西日本日本海側と西日本太平洋側でそれぞれ166%となり、1961年の統計開始以降、いずれもこの時期として1位の多照となりました。
また、全国的に気温がかなり高く、17日、東京都心では最高気温が30.2℃まで上がり、今年初の真夏日(最高気温30℃以上)に。18日、大分県日田市では、最高気温35.3℃を観測し、全国で今年初の猛暑日(最高気温35℃以上)になりました。旬平均気温の平年差は東日本で +2.3℃、西日本で+2.1℃となり、1946年の統計開始以降、いずれも5月中旬として1位の高温となりました。
【5月下旬】
全国的に低気圧や前線の影響を受けやすく、23日には沖縄本島地方で線状降水帯が発生し、記録的な大雨になった所がありました。また27日、鹿児島県では局地的に1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降り、鹿児島市喜入では、6時間降水量(08:40まで)が156.0ミリと、5月として最も多くなりました。
東・西日本では、旬平均気温の平年差が東日本で+1.8℃、西日本で+2.6℃となり、1946年の統計開始以降、いずれも5月下旬として1位の高温となりました。
【5月の台風】台風5号、6号発生 1月から5か月連続発生は11年ぶり 平年より多くハイペース
5月は台風が2個発生し、台風6号は6月3日に和歌山県南部に上陸しました。
1月から5月までの平年の発生数は2.5個。今年はすでに5月までに6個発生していて、平年より多くなっています。
また、1月から5月まで、毎月台風が発生するのは、2015年以来11年ぶりです。
なお、1951年の統計開始以来、1月~5月まで毎月台風が発生したのは、これまでに1965年と2015年の2回のみとなっています。
【6月の天候予想】西日本と東日本は梅雨の大雨と熱中症に注意
気象庁6月4日に1か月予報を発表しました。
この先1か月の気温は、暖かい空気に覆われやすいため、東日本・西日本と沖縄・奄美では高い見込みです。雨が多く湿度が高いところに気温も高いため、熱中症や食品の管理には十分に注意しましょう。
また、沖縄や西日本、東日本では低気圧や梅雨前線の影響を受けやすい見込みです。このため、降水量は沖縄・奄美で多く、西日本・東日本では平年並みか多いでしょう。