北陸地方における「春一番」は以下の4条件が目安とされています。
①「立春」から「春分の日」の間であること。
②日本海で低気圧が発達すること。
③新潟、富山、金沢、福井のいずれかの気象台で風速(10分平均値)10m/s以上の南成分(ESE~WSW)の風が観測された場合。 かつ、前述の気象台を除く新潟、富山、金沢、福井のいずれかの気象台で風速(10分平均値)6m/s以上の南成分(ESE~WSW)の風が観測された場合。
④最高気温が前日より高いかほぼ同じになること。
尚、「春一番」は、2000年以降の近年でも、2000年や2006年のように出現しない年もあるため、平年日は算出されていません。
これからの時期は、大陸の高気圧が徐々に勢力を弱め、日本付近を気圧の谷が通過することが多くなっていきます。気圧の谷では、低気圧が発生しやすく、日本海上で発達する低気圧に向かって強い南風が吹き込みます。
表は、「春一番」が早く吹いた年の桜の開花日(富山)と気温傾向(北陸地方の平均気温平年差)を比較したもので、「春一番」の早い順に並べています。
「春一番」の観測が早い年は桜の開花は3月中の観測が多く、平均気温は平年より高い傾向にありそうです。一方、「春一番」の観測が遅い年は桜の開花は4月にずれ込むことが多く、平均気温は平年より低い傾向にありそうです。
ただ、「春一番」を境に、いっきに春めくことはありません。翌日には冬型の気圧配置となり、「寒の戻り」で寒さがぶり返すことになりますので
最新の天気予報を参考に体調管理には十分注意して下さい。