北陸地方は8月を中心に厳しい暑さが予想されています。このため、エアコンを適切に使用して熱中症を予防することは大切です。一方、北陸地方は日本海に面し、夏場でも気圧配置により北風(海風)が卓越すれば内陸よりも相対的に涼しい空気が流れ込むことがあります。
そこで、自然の風を上手に利用しながら涼をとる方法を考えてみましょう。北陸地方では、高気圧が日本海に中心をもつ気圧配置の場合、高気圧は時計回りの風となるため、北よりの風(海風)が卓越します。
図の左は2023年6月19日15時の地上天気図、右の実況は当日の富山と福井の風速(m/s)・風向(16方位)・気温(℃)の1時間値です。両地点ともに日中の時間帯である9時~18時を中心に北よりの風(海風)がやや強まり、風速5m/sを超える時間が長くなっています。北東風が陸風になる地点もある等、地域特性は異なり気温が下がらない地点もありますが、風の通り道を作り体感温度を下げる効果は期待できそうです。
この時期は、帰宅時に屋内に熱気がこもっていると、即「エアコンのスイッチをon」としがちですが、その前に
天気図と
風向きをチェックする習慣を付けましょう。「地上天気図で日本海に高気圧がある場合は涼をとれるチャンスあり」として、注目して下さい。仮に上手に風が利用できれば、エアコン要らずで涼をとるのが可能となることもありそうです。