このあと、上空約5500メートルに氷点下12度以下の寒気を伴った気圧の谷が日本海を東進する見込みです。一方、地上付近には湿った空気が流れ込み、日中の気温の上昇の影響もあり、北陸地方では大気の状態が非常に不安定となるでしょう。急に「真っ黒な雲が近づいてくる」「雷の音が聞こえてくる」「冷たい風が吹いてくる」時などは、天気の急変に注意が必要です。落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうによる農作物への被害、局地的な短時間強雨などには十分注意しましょう。17日明け方にかけて、屋外で過ごす方を中心に北陸地方の
雷レーダー(実況)をこまめにチェックするようにして下さい。