台風21号　発達しながら　次第に進路を北へ　沖縄に接近か　本州付近に影響の恐れも(気象予報士吉田　友海 2024年10月26日)

台風21号　発達しながら　次第に進路を北へ　沖縄に接近か　本州付近に影響の恐れも

日本気象協会本社

吉田　友海

公開：2024年10月26日06:10

台風21号　発達しながら　次第に進路を北へ　沖縄に接近か　本州付近に影響の恐れも

大型の台風21号は次第に進路を北よりに変え、31日(木)には沖縄の南へ進んでくる予想です。海面水温の高い海域を進むため発達し、29日(火)には暴風域を伴い、30日(水)には「強い」勢力となる予想です。沖縄は荒天の恐れ。本州付近にも影響の恐れがあります。

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大型の台風21号　発達しながら　進路を次第に北よりへ
前線の活動が活発化の恐れも
3連休最終日は広く雨　6日(水)以降は広く晴れる

大型の台風21号　発達しながら　進路を次第に北よりへ

26日(土)午前3時、大型の台風21号はフィリピンの東にあって、北西へ進んでいます。台風21号は、フィリピンの東を西よりに進み、30日(水)頃には次第に進路を北よりに変えて、31日(木)には沖縄の南へ進んでくる予想です。また、海面水温の高い海域を進むため発達し、29日(火)には暴風域を伴い、30日(水)には「強い」勢力となる予想です。

30日(水)頃から沖縄や奄美では大しけとなる恐れがあります。次第に雨や風も強まり、台風の進路次第ではその後、大荒れの天気となる恐れもあります。最新の台風情報にご注意ください。

前線の活動が活発化の恐れも

また、本州付近に延びる前線に向かって、台風周辺の暖かく湿った空気が流れ込むでしょう。前線の活動が活発化する恐れがあります。来週前半は九州から関東、北陸にかけて雨脚が強まり、雨量が多くなる恐れがあります。

来週末以降の台風の進路の予想にはまだ幅がありますが、日本や海外の気象予測モデルでは九州や四国、本州付近に近づくと予想するものもあります。台風の進路次第では来週末以降、本州付近にも大きな影響がでる恐れがあります。最新の台風情報にご注意ください。