本日、旭川地方気象台でカエデ(ヤマモミジ)の紅葉を観測しました。平年より1日早く、昨年より3日早い観測でした。最低気温が8℃を下回ると紅葉は進み、約3週間ほどできれいに色づくと言われています。旭川では、10月6日以降は最低気温がおおむね8℃以下で経過していることもあり、紅葉が順調に進んだのかもしれません。
道内では紅葉が遅くなる傾向に
道内では、旭川の他、札幌や帯広、釧路、室蘭、函館でカエデの紅葉を観測しています。本日の旭川の紅葉は平年より1日早くなりましたが、全体としては遅くなる傾向となっています。グラフで見ると、釧路は比較的緩やかですが、札幌は明らかに紅葉日が遅くなっていることが分かります。各観測ポイントにおける30年前の10年間(1985年～1994年の平均値)と直近10年間(2015年～2024年の平均値)を比べると、各地点とも遅くなっている傾向がありました。※旭川は観測開始が1993年のため今回の比較には入れていません。
