明日3日以降は東京は気圧の変化が大きい1週間　頭痛やめまいなどに注意(気象予報士牧　良幸 2025年11月02日)

明日3日以降は東京は気圧の変化が大きい1週間　頭痛やめまいなどに注意

日本気象協会本社

牧　良幸

公開：2025年11月02日14:02

明日3日(月:文化の日)からの一週間は、全国的に気圧の変化が大きくなるでしょう。東京は特に気圧の上下が大きくなりそうです。頭痛やめまいなどの体調不良に警戒が必要です。気圧の変化によって、体調を崩しやすい方は、十分にご注意ください。

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明日3日は、広く気圧が上昇　気圧の変化には注意
短い周期で天気が変化　気圧の上下も大きい
症状がでる前にできることは

明日3日は、広く気圧が上昇　気圧の変化には注意

明日3日(月:文化の日)は、日本付近を低気圧が通過し、大陸から高気圧が張り出すでしょう。そのため、北海道から九州北部にかけて、気圧は上昇するでしょう。低気圧の影響を大きく受けて、気圧が下がっていた関東や東北、北陸が気圧の変化が「大」となる見込みです。気圧の下降と上昇を比べると下降の方が体への影響は大きくなりますが、気圧の変化に敏感な方はご注意ください。

九州と沖縄は、気圧の谷の影響で気圧は下降するでしょう。

短い周期で天気が変化　気圧の上下も大きい

明後日4日(火)以降の、天気図を見ると短い周期で高気圧と低気圧や前線が日本付近を通過するでしょう。気圧も上昇と下降を繰り返す見込みです。特に東京では、気圧の上下が大きくなるでしょう。6日(木)に低気圧が関東沖を進み、9日(日)は寒冷前線が通過するため、気圧が大きく下がる見込みです。

全国的に気圧の変化が大きい一週間となりますので、睡眠や食事をしっかりとり、天気痛の予防を心がけてください。

症状がでる前にできることは

気圧の変化によって辛い症状が出る前に、以下のような対策をとるとよいでしょう。

①早寝、早起きを心がけて、睡眠時間をしっかり取るとよさそうです。食事はしっかりと、栄養のある物を取るようにしましょう。

②ハードスケジュールにならないよう気をつけましょう。体調不良を避けられないときは、用事をずらしたりするのも効果的です。(予定変更は困難かもしれませんが)

③アルコールは控えめに。水分・塩分を十分にとるようにしましょう。(ただし、塩分は取りすぎるとむくみやすくなります)

④気圧予報をチェックする癖をつけましょう。

医学的表記監修:せたがや内科・神経内科クリニック　久手堅司先生