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ここまで、ゴルフ場で起こりがちなトラブルをご紹介してきました。ここからはそれぞれのトラブルを避けるポイントを解説します。

■1. 【対策と対応】打ち込み

ボールが飛び過ぎてしまったと感じたときはすぐに「ファー」と大きな声で叫びましょう。抵抗がある人もいるかもしれませんが、できるだけ大きな声を出すことが大切です。
また、打ち込んでしまった相手にはすぐに謝りに行きましょう。直後に対処することで、トラブルが大きくなるのを防ぐためです。

■2. 【対策と対応】人にボールを当ててしまった

突然林の中から人が出てきた場合など、ボールが当たりそうなときはまず「フォア」と叫んで注意を促しましょう。
万が一、ボールが当たってしまった場合はすぐにプレーを中断し、ゴルフ場のスタッフに事故の詳細を報告してください。救急車が必要な場合もあるため、場所もわかる範囲で伝えます。ケガの程度が軽くても、後々症状が出てくることもあるため、その日のプレーは中止し、医師の診断を受けてもらうことをおすすめします。

■3. 【対策と対応】途中で体調が悪くなった

プレー当日、体調に不安を感じるようであれば、残念ではありますが参加は控えることが賢明です。大事に至らないようにするためにも、無理に参加することはやめましょう。
また、熱中症への対策も必要です。帽子の着用、こまめな水分や塩分の摂取、前日の睡眠不足などにも注意が必要です。

■4. 【対策と対応】クラブをぶつけてしまった

クラブをぶつけてしまった場合も、ボールを当ててしまったときと同様の対応をとりましょう。「大したことはないから」と相手がプレーの続行を希望するような場合であっても、後で体調に変化があった場合に備え、事故報告書は必ず作成しておきましょう。

■5. 【対策と対応】落雷が発生した

プレー中に雷の音が聞こえた場合や、クラブハウスから落雷を知らせるサイレンが聴こえた場合は、すぐにプレーを中断し、クラブハウスや茶店、被雷小屋に避難しましょう。周囲に避難できる場所がない場合は、カートの中に避難します。
落雷の危険があるため、高い木の下に避難するのはやめましょう。

■6. 【対策と対応】駐車場で車に傷がついていた

ゴルフ場の駐車では、看板などに「駐車場における事故には一切責任を負いません」と書かれていることが多く、ゴルフ場の駐車スペースに自分で車を駐車した場合は、ゴルフ場に責任を問うことはできません。可能であれば、できるだけほかの車とスペースがとれるような場所に駐車することをおすすめします。