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    今週末、東京で雨?それとも初雪の可能性?予想の本質に迫る 気温0.5℃違うだけで状況に変化

    2026年01月13日15:27

    今週末は低気圧が通過して列島は広い範囲で雨が降る。テレビの天気予報や気象会社のウェブサイトを見ていると、東京の初雪に着目している番組やサイトがある一方で、東京の雪について全く触れていない番組やサイトがある。なぜなのだろうか?

    11日段階の予報では、東京に初雪の可能性はあるものの、雪になったとしても一時的で、雨の時間が長いとみているからだろう。
    冬に雨が降る時に、降り始めだけ雪が交じるのを見たことがないだろうか。
    これは、湿度が低いと、気温が高くても雪のまま落ちてくるからだ。

    先週、今季最強の寒波が襲来して各地で初雪が降ったが、下記は12月3日の初雪を気温順に並べたものである。

    12月3日(水)に観測された初雪地点とその時の気温と湿度 
    広島  7.0℃ 43%
    静岡  7.0℃ 41%
    甲府  6.9℃ 42%
    松山  6.1℃ 55%
    福井  6.0℃ 54%
    金沢  5.5℃ 61%
    彦根  4.4℃ 70%
    名古屋 3.8℃ 72%
    岐阜  3.6℃ 81%
    富山  3.4℃ 81%
    新潟  3.3℃ 91%
    鳥取  2.9℃ 89%
    松江  2.7℃ 84%
    岡山  1.9℃ 81%

    広島、静岡、甲府などは、気温が7度ぐらいあったのに、雪が降った。
    湿度をチェックすると、この3地点はいずれも40%台と空気が乾いていることがわかる。
    空気が乾いていると、上空の雪が雨に変わるよりも、蒸発しようとするが、蒸発に熱が必要なため、雪が解ける前に落下して来るのである。

    広島、静岡、甲府など気温が高いのに雪が降った所では、その後、湿度が上昇して、10分から20分後には雨に変わった。

    11日時点では、東京も同じような状況と考えている。
    降り始めは雪の可能性があるが、もし雪になったとしても積もるような可能性は低く、次第に雨に変わる。

    今回は、雨の量が多い予想なので、気温が予想以上に低いと大雪のリスクも内在する。
    東京の雨・雪予想は、気温が0.5℃違うだけで状況が変わってしまうので、最新の気象情報を利用してほしい。

    執筆:三井良浩(フジテレビ気象センター)

    今週末、東京で雨?それとも初雪の可能性?予想の本質に迫る 気温0.5℃違うだけで状況に変化
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