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    遊びながら“住民自身の防犯力”高める 地域の人々に慕われる大友雄介警部補 山形県民の警察官(2)

    2026年02月03日20:11

    2025年度の「山形県民の警察官」を受賞した、高齢者の交通事故や特殊詐欺などを防ごうと、地域で地道な活動を続ける鶴岡警察署の大友雄介警部補を紹介する。

    鶴岡警察署・大山駐在所で勤務しているのが、地域課の大友雄介警部補(49)。

    大友警部補は、高齢者が安心して生活できる地域を目指す活動が評価され、「山形県民の警察官」に選ばれた。

    (大山駐在所・大友雄介警部補)
    「転勤などで警察官が変わることで、地域の防犯の対応力が変わってはいけないと思うようになった。私は住民の人自身に防犯力がつくような取り組みをしている」

    取材したのは2025年12月。
    この日、大友警部補のもとに鶴岡市の職員が訪れた。

    「全部、柿の実はなくなってたので、どうかな?」

    2025年、全国的に市街地への出没が相次いだクマ。
    大山地区ではこの日も、クマのものとみられるフンが確認され、市の職員が対策を相談するため大友警部補のもとに来ていた。

    (大山駐在所・菅原直樹巡査部長)
    「大友警部補は、駐在所付近に住んでいる人からすごく信頼を得ている。普段から地域のために何をすればいいか柔軟に考えて、いろいろな方法で防犯広報・クマ対策など住民に話しているので、大変慕われ信頼されている」

    そしてもう1つ、後を絶たない特殊詐欺・交通事故を少しでも減らそうと、大友警部補は地域の高齢者に向けた啓発活動にも力を入れている。

    「どうですか? 見える? いい感じですか?」

    その1つが、クロスワードパズル。
    パズルを使って高齢者と触れ合いながら、楽しく学ぶ講話を続けている。
    実は、このクロスワードパズルは…。

    (大山駐在所・大友雄介警部補)
    「こんな感じで奥さんが作ってくれる。それで私がパソコンでこれを作る…という分業」

    奥さんが考えたクロスワードパズルを大友警部補がパソコンで作り、駐在所の仲間が完成させる。

    みんなで力を合わせて作り上げたクロスワードパズルを持って向かったのは、地区のコミュニティセンター。
    ここでは、高齢者約30人が「歌」や「体操」で親睦を深める会が月1回行われている。

    (大山駐在所・大友雄介警部補)
    「1のタテ、『イヤホンや何々は、自転車に乗るときはバツ』です」

    大友「3番、『匿名流動型犯罪グループの略称は?』」
    参加者「トクリュウ!」
    大友「トクリュウ? はい、正解です」

    手作りのクロスワードパズルを使った講話を受けた高齢者のみなさんは、楽しみながら防犯対策を学んでいた。

    (講話の参加者)
    「いろいろな事故・詐欺などの話をここで聞く。私も1人暮らしだから、大友さんから聞いた話を頭に入れて守っている」

    クロスワードパズルで遊ぶことで、自然と事件・事故についての知識が得られ、犯罪や事故を未然に防ぐことができているという。
    さらに…。

    (講話の参加者)
    「電話も、“防犯のメッセージ入り”を薦めてくれて申し込みもしてくれた。いろいろお世話になっていて、お礼を言わないといけない」

    地域の人から愛される大友警部補は、きょうも安全な地域づくりに奔走している。

    遊びながら“住民自身の防犯力”高める 地域の人々に慕われる大友雄介警部補 山形県民の警察官(2)
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