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    「寒さと恐怖…生きるか死ぬか」2020年に関越道で発生した車の大規模立往生 巻き込まれた記者が感じた備えるべき3つのポイント

    2026年01月21日15:50

    強い寒気が流れ込み、10年に一度レベルの大雪となる恐れがある新潟県内。こうした大雪によって、2020年には関越道で、2022年には国道で大規模な立往生が発生した。この立往生に巻き込まれた記者が感じた、巻き込まれた際に重要となる備えや注意点とは。

    記録的大雪で相次ぐ車の立往生

    強い寒気が流れ込んでいる影響で、大雪が予想されている新潟県内。こうした大雪によって注意が必要となるのが、雪道での立往生だ。

    県内では、記録的な大雪によって2020年12月に関越自動車道で最大2100台の車が身動きがとれなくなり、2022年の12月には柏崎市や長岡市・見附市の国道で相次いで立往生が発生した。

    立往生解消までは、関越道で最大3日間、柏崎市の国道では38時間を要した。こうした立往生では極寒の中、車が動けないことにより、長時間身体が拘束される。

    巻き込まれた人が感じた恐怖

    当時、関越道の立往生に21時間巻き込まれた女性は「寒さと恐怖。生きるか死ぬかという感じだった」と当時の恐怖を語り、41時間巻き込まれた男性は「41時間待ったけど食料は届かなかった。ガソリンもこなかった。近くにいる3台の車で順番に3人で過ごした」と過酷な体験を訴えた。

    また、大雪取材のため関越道を利用し、立往生に巻き込まれた記者は「立往生している残りの車両台数など情報が錯綜し、先が見えない不安があった」という。

    注意① 車周辺の除雪

    立往生に巻き込まれた際に注意が必要となるのが車周辺の除雪だ。

    大雪時、長時間にわたって車を停車していると車周辺に雪が積もり、マフラーの高さまで雪が積もった場合、一酸化炭素中毒の危険性が出てくる。

    エンジンをかけた同じ2台の車を用意し、車内の一酸化炭素中毒を比較したJAFの検証動画がある。

    それぞれボンネットの高さまで雪をかぶせ、1台は対策をせず、1台はマフラー周辺の除雪を行ったところ、対策をしなかった車は3時間ほどで死に至ると言われている数値に一酸化炭素濃度が上昇。

    また、一酸化炭素は無味無臭のため、車内に充満しても気付かないという。

    注意② 雪道を移動する際はガソリンを満タンに

    そのほか、雪道を移動する際には車のガソリンを満タンにすることも重要だ。いつ立往生解消されるかわからない中、エアコンを使うことで、ガソリンが消費されていき、不安な気持ちが大きくなる。

    注意③ スコップや防寒具・非常食の備蓄を

    また、雪道にはまった際に毛布やフロアマットなどタイヤと路面の間にはさんで脱出できるような対策をとること。

    スコップや防寒具・非常食を積んでおくなど、普段から備えておくことが大切になってくる。

    国交省やNEXCOも対策

    高速道路や国道での立ち往生を回避するため、国土交通省・北陸地方整備局やNEXCO東日本も対策を立てている。

    大雪が予想される際には、早期に予防的通行止めを実施。

    また、立往生が発生した際に、食料品を配布する訓練を実施しているほか、ウェアラブルカメラを導入し、現地の状況をリアルタイムで把握して避難計画や具体的な対策を立てる考えだ。

    巻き込まれないためにも不要不急の外出控えて

    ただ、自分の命を守るためにも、立往生に巻き込まれないことが何よりも重要だ。

    北陸地方整備局などは大雪が予想される場合には最新の気象情報を確認すること、そして大雪時にはリモートワークや時差出勤を活用するなど不要不急の外出を控えるよう呼びかけている。

    (NST新潟総合テレビ)

    「寒さと恐怖…生きるか死ぬか」2020年に関越道で発生した車の大規模立往生 巻き込まれた記者が感じた備えるべき3つのポイント
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