佐原の偉人といえば、初めて日本国土の正確な姿を明らかにした測量祖・伊能忠敬(いのう・ただたか)が有名ですね。
1800(寛政12)年、55歳の時に日本地図を作ろうと思い立ち、それから「1歩」の歩幅を積み重ねながら、17年もの年月をかけて全国を測量。日本全土の実測地図「伊能図」を制作しました。「伊能忠敬記念館」には地図や文書、記録、器具などが展示され、中でも測量に使われた「量程車」や「半円方位盤」、天体観測器具は必見です。
商家に生まれた忠敬が17歳で婿養子となり、49歳まで32年暮らした「伊能忠敬旧宅」は、佐原で最も古い建物。約280年の歴史があり、醸造業などを営んでいた伊能家の土蔵造りの店舗や炊事場、書院、土蔵などが見学可能です。
伊能忠敬記念館■所在地 千葉県香取市佐原イ1722-1
■アクセス JR「佐原」駅より徒歩10分
■天候など諸事情によって条件が変わることがありますので、詳しくは
香取市役所オフィシャルサイトをご確認ください