問題07から12までの正解はすべて「○」になります。1問ごとに見ていきましょう。
●
問題07/自転車は法律上「自転車」「普通自転車」に区分される。
問題07の答えは「○」問題07の解説/道路交通法上、「自転車」と「普通自転車」に区分されます。
●
問題08/赤い逆三角形の中に止まれと書かれた標識がある場所では、自転車は一時停止しなければならない。
問題08の答えは「○」問題08の解説/一時停止しなければなりません。「道路標識等により一時停止すべきことが指定されているときは、道路標識等による停止線の直前(停止線が設けられていない場合は、交差点の直前)で一時停止しなければならない」と規定されています。
●
問題09/自転車から完全に降りた状態で、自転車を押して道路を通行している場合には歩行者として扱われる。
問題09の答えは「○」問題09の解説/二輪の自動車を押して歩いている場合は、法律上「歩行者」となります。「二輪もしくは三輪の自転車を押している者は、歩行者とみなす」とされているので、歩行者と同じ扱いを受けます。
●
問題10/信号機のない交差点を右折する場合は、二段階右折をしなくてはならない(画像参照)。
問題10の答えは「○」問題10の解説/二段階右折をしなければなりません。「軽車両は、右折するときは、あらかじめその前からできる限り道路の左側端に寄り、かつ、交差点の側端に沿って徐行しなければならない」と規定されています。
●
問題11/自転車に積載する荷物の重さは30kgを超えてはならない。
問題11の答えは「○」問題11の解説/「重さ」「長さ」「幅」「高さ」にそれぞれ規定があります。
「重さ」は、30kgを超えないこと。
「長さ」は、自転車の積載装置の長さに0.3mを加えた長さを超えないこと。
「幅」は、積載装置または乗車装置の幅に0.3mを加えた幅を超えないこと。
「高さ」は、2mから積載する場所の高さに減じた高さを超えないこと。
●
問題12/普通自転車で歩道を走行する際は、その走行する歩道の中央から車道寄りの部分を徐行する。
問題12の答えは「○」問題12の解説/中央から車道寄りの部分を徐行しなければなりません。「普通自転車は当該歩道の中央から車道寄りの部分を徐行しなければならず、」と規定されています。
── 今回の記事は警視庁HPの「自転車安全教室」を参照させていただきました。解説部分では「軽車両が並進することとなる場合においては、」「積載する場所の高さに減じた高さ」「携帯電話用装置を手で保持して通話し、」「道路の部分」など、小学生などのお子さんにとっては難解な法律用語もありますが、このコンテンツは○☓形式のクイズに挑戦しながら、自転車の安全な乗り方やルールを自然と学べるもの。今回はその中から12問をご紹介しましたが、特に、自転車を日常的に使っているお子さんがいるご家庭では、事故防止の一環として、家族みんなで問題にチャレンジしてみてくださいね。
参考 :
警視庁HP/自転車安全教室