きぼうのあるISSは、いくつかのある条件が揃うと、見上げた空に肉眼で見ることができるそうです。どんな条件なのか、とても気になりますよね。その前に、少し知識を得ておきましょう。ISSの軌道はいつも同じ軌道を回っていますが、地球が自転しているために、ISSが通過する位置が変わります。また、ISSは月などと同じで、太陽の光を反射することで明るく輝きます。昼に月が見えにくいように、地上が昼間であるとISSの輝きを見つけることは困難になります。きぼうのあるISSを見るためには、『ISSが通過する場所』であること、そしてISSを見つけやすい『地上が夜で、ISSには太陽光が当たること』が条件です。
ISSは「きぼう予報」で、次のISSが通過するタイミングを予想してくれていますので、まずはチェックしてみましょう。
きぼう予報はこちらまた、ISSは地上400km上空の軌道にあります。このため、日の出前や日没後の2時間程度は太陽の光が当たっているので、きぼうを見ることができます。
軌道、時間、そして天候と必要な条件はありますが、チャンスはたくさんあります。ぜひ、空を見上げて、日本の『きぼう』を見つけてみてくださいね。