「土用の丑の日」でよく知られる「土用」は、雑節の一つです。
雑節とは、中国から伝わる二十四節気に加え、季節の変化をさらに細かく示す目印として作られたもので、節分や八十八夜、
半夏生(はんげしょう)などもそれにあたります。
その中で、土用は年に4回ある、変わった雑節です。
土用の由来は、中国の戦国時代(紀元前4-5世紀ごろ)に誕生した五行思想(五行説)です。五行思想とは、あらゆる物は木・火・土・金・水の五つからなるとする思想で、春・夏・秋・冬の四季もそれにならって五つに分けようとした結果、できたのが土用です。
春=木、夏=火、秋=金、冬=水とし、余った「土」はそれぞれの季節のおわりの1/5をとって割り当てられました。
2026年の土用は、冬土用は1月17日~2月3日、春土用は4月17日~5月4日、夏土用は7月20日~8月6日、秋土用は10月20日~11月6日。最初の日を「土用の入り」、最後の日を「土用の明け」といい、土用の明けは立春・立夏・立秋・立冬の前の日です。
つまり、「土用」は年に4回、二十四節気の立春・立夏・立秋・立冬の前に、約18日間ずつあるのです。