今年のおうし座流星群の極大(天体活動のピーク)は、下記の通りです。
おうし座「南」流星群 11月5日頃
おうし座「北」流星群 11月12日頃
観測条件は、おうし座「南」流星群はあまりよくありませんが、おうし座「北」流星群観測はまずまずです。
流星群がみられるための好条件は、①極大、②放射点の高さ、③月明りの影響の3つによって決まります。今年のおうし座流星群は、③月明りの影響が大きくなりそうです。
①極大
おうし座流星群の極大は前に述べた通りですが、活動のピークは非常になだらかなため、極大の前後数日間にも観測のチャンスがあります。
②放射点の高さ
南群、北群ともに、極大の頃の放射点はひと晩中昇っています。放射点が高くなる21時以降がよいでしょう。
③月明りの影響
おうし座「南」流星群は、極大となる11日5日は満月で
スーパームーン※が重なります。ほぼひと晩中月が出ているため、月明かりの影響は避けられないでしょう。
おうし座「北」流星群は、極大となる11月12日は下弦の月で、深夜から月が出ます。13日は、12日より月の出が遅くなるため、観測のチャンスが広がりそうです。
以上より、観測はそれぞれ下記の時間帯がおすすめです。
●おうし座「南」流星群
11月5日頃の夜間
観測条件はあまりよくないですが、流星数・火球の数が増えることが期待される年なので、月明かりに負けない明るい流星「火球」に期待したいところです。
●おうし座「北」流星群
11月12日の21時~月の出まで(東京の場合23時22分)、13日の21時~月の出まで(東京の場合深夜0時25分)
21時頃から月が出るまでの時間帯がよいでしょう。
※
スーパームーンとは、天文学的な正式用語ではありません。tenki.jpでは“その年で最も大きく見える満月”をスーパームーンとしています。