11月に入り、日本各地で赤カブが収穫期を迎えています。カブは日本で古くから食べられていた野菜で、今では全国各地で80種類もの品種が栽培されています。一口にカブといっても白いカブや赤いカブ、丸や扁平、細長いものなど、実にさまざまです。
今が旬の赤カブは赤い色が鮮やかすぎるため、煮物にすると他の具材に色がついてしまいます。ゆえに、サラダや漬け物として食べるのが一般的です。漬け物にすると赤が鮮やかに映え、コリコリした食感がおいしい赤カブの漬け物は、冬の漬け物の代表格とも言えるでしょう。その漬け込み作業が今、全国各地で最盛期を迎えています。