JR釧網線の網走-知床斜里の間を走る列車、「流氷物語号」の運行が2月2日からはじまりました。
運行は毎日2便。オホーツクの海岸線をゆっくりのんびり走る、季節列車です。車窓からは、遠くに知床連山を眺めながら、流氷が漂うオホーツク海を見渡すことができることもあります。
2016年まで運行していた「流氷ノロッコ号」の後継として2017年からスタートした2両編成の観光列車で、車体のデザインは、知床連山などが描かれた青と、クリオネなどが描かれた白の2種類。
網走から発車する1号と3号は、途中の北浜駅で10分停車します。北浜駅はオホーツク海にもっとも近い駅として有名で、展望台からは目前に流氷を見ることができます。一方、知床斜里から発車する2号と4号は、途中の浜小清水駅で20分停車します。駅に隣接する道の駅「はなやか小清水」では、JR記念きっぷなどを販売しています。
流氷物語号は乗車時間およそ1時間。乗車券は自由席のみで840円で、今季は3月3日まで運行します。
公式サイト〈参考:北海道新聞(夕刊)2019.2.2「車窓から感動 流氷物語号」〉
今年は「順調に」気温が下がり、平年より早く流氷がやってきました。立春が過ぎ、春が待ち遠しくなりますが、北海道はまだまだ冬本番。流氷が楽しめるのは、一年のうちのこの時季だけ。押し寄せる流氷で海が白く埋めつくされるオホーツク海。一生に一度は見ておきたいものですね。
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