雪とスイカと花笠のまちとして知られる山形県の尾花沢市は、言わずと知れたスイカの名産地。特産の「尾花沢スイカ」は、夏スイカとしては日本一の生産量です。
そんなスイカのまち、尾花沢市などが加わるJAみちのく村山では、「日本すいか割り推進協会」を設立。「スイカ割りはスポーツだ」をコンセプトに、スポーツとして誰もが気軽に楽しむことができるように、スイカ割りの公式ルールをつくったそうです。
ルールを見ると、たとえば、スイカと競技者(割る人)との距離は5~7m、競技者の回転数は5回+2/3回転、割る時間は1分30秒、棒を振るのは3回までなど、細かく規定されています。
スイカ割りの試合は点数によって競われ、その点数はスイカの割れ方によって違います。空振りだと0点、スイカに当たっただけだと1点、スイカにひびが入ると2~4点、スイカが割れて赤い果肉が見えると5~10点。このように0~10点の間で点数がつけられます。競技者と、スイカの位置を教えるサポーターは、ともに10点を目指し、1分半の間に真剣勝負をする、というわけです。
参考
JAみちのく村山:
すいか割りの主なルールすいか割りルール(日本すいか割り推進協会認定版)