東日本大震災で農地として利用できなくなった土壌に菜の花を植えている一大プロジェクトをご存知ですか?津波の塩害による塩分などの茎への吸収率がよく土壌改善が期待できるうえに、菜種油から食用だけでなく地産地消のバイオマスエネルギーを作り出すという一大プロジェクトです。この活動は、福島だけでなく全国に展開しており、エコロジカルな取り組みとあわせて、景観を楽しむ観光にも広がっています。
これから春の訪れを楽しむスポットとして見ごろを迎える地域では、菜の花祭りやイベントが全国各地で開催されています。一面の菜の花の風景を懐かしむ心が日本人のDNAに残っているのでしょうか?畑一面の菜の花をみると、大地のエネルギーの鼓動に同期して全身にパワーが少しずつみなぎっていく、そんな感じがするのは筆者だけではないようです。毎春見に行きたいですね!
見ても元気づけられ、食べても栄養を与えてくれる「菜の花」。うまく生活にとりいれて、私たちも新しい春を快活にすごしていきませんか?
グリーンアースキャラバン(東日本震災復興プロジェクト)全国観るナビ