夏といえば、涼しさ、軽やかで優美さをだしてくれる麻。
衣類に使われる麻にはリネン(亜麻)とラミー(苧麻)の2種類があり、リネンの方が柔らかく、ラミーの方がシャリ感が強いですが、ひんやり感は強いという特徴があります。
「リネン(亜麻)」のほうが馴染みがあるでしょうか?ストール、シャツ、ジャケット、パジャマなど、何かしら身近にとりいれられているのではないでしょうか。和服の世界でも、夏の羅(うすもの)といえば、糸の間に隙間をつくり通気性よく織られた絽や紗、上布で仕立てた着物を身に着けます。特に「上布」は麻糸を使って仕上げられた高級品で、よく知られているものに、越後上布(小千谷縮)、近江上布、能登上布、そして沖縄の宮古上布と八重山上布等があります。 機能としては接触冷感以外にも、吸湿性、吸水性、耐久性、抗菌性などに優れた万能繊維です。
本日は、この麻の中でも、亜麻(リネン)の魅力について、のぞいてみましょう。