いつどこで起こるかわからない自然災害。
そんな“もしも”のときに飼い主とペットの命を守るため、一緒に避難する訓練が行われました。
【辰已キャスター】
「皆さん一斉に避難してきた。ペットを連れた方は専用の受付が設けられていて、それぞれのペットを連れた方が受付をしています」
27日、広島市豪雨災害伝承館で行われたのは、自然災害など有事の際に、犬と飼い主が一緒に避難するための訓練です。
【辰已キャスター】
「自分の情報だけじゃなくペットの情報も書き込む用紙が準備されています」
情報を記入しておけば、万が一、ペットのそばにいられない時にトラブルが起こっても近くにいる人が対応することができます。
また、別の訓練ではペットフードを置いてケージに入る練習をしますが…
「もうちょっと!もうちょっと頑張ろう!ああ出てしまった…」
スペースが限られる避難所では、ケージに入れた方が望ましい場面も多くあります。
普段とは違う環境で自分のペットがどのような反応をするか飼い主が把握するため、普段からリアルな状況で訓練する必要があります。
【飼い主歴9年】
「ほかのワンちゃんとも仲良くしてましたし、意外でした。(避難時に)犬がいるとどういう風になるのかなといつも不安に思っているのでいい機会があってよかったです」
【飼い主歴50年以上】
「よく考えたら人間はちょっと我慢すればもしかしたら支援物資が届くかもしれないが、この子たちのは来ないので、それで見直しを」
ただ、飼い主の備えだけではなく、避難所側がペットの避難を「想定」しておくこともスムーズな避難には不可欠です。
【全日本動物専門教育協会・上野貴子 災害危機管理士】
「(飼い主の)みなさんの使用のマナーを向上してもらって、ペット=困りごとではなく、一緒に避難するんだという温かい目で見守ってもらえる社会になってほしい。ペットを守れるのは飼い主だけなので自身の命を守ってもらいたい」
アレルギーを持つ人のことも考え、生活する空間を分けるなど、互いに「配慮」が必要な避難所生活。
「一緒に避難できないから」と飼い主が“命を守る行動”をためらわないために。
ペットを連れた人もそうでない人も最大限安心して過ごせる準備をしておくことが重要です。

