今シーズンの大雪は秋田県北部を中心に深刻な農業被害をもたらしました。農林水産省が24日、大館市の果樹園で被害を確認する現地調査にあたりました。
大館市の中山地区の果樹園で調査にあたったのは、農研機構の研究員や農水省の担当者です。
大館市では1月の降雪量が観測史上最大となり、果樹の枝折れや栽培施設の破損などが確認されています。農業被害は県全体で20億円を超える見込みです。
24日は調査員が雪の重みで折れた枝の状態などを1本ずつ確認し、生産者に被害の程度や影響を説明しました。
農研機構・阪本大輔さん:
「2分の1から3分の1以上折れている状態なので、一生懸命樹体をあげて、もう一回つなぎ直しても厳しいと思う」
生産者は、調査員と意見を交わし、復旧に意欲を見せていました。
農研機構・阪本大輔さん:
「実際に見ると被害が大きい所も多くあるので、やれることをしっかり生産者と情報共有し、今後どういったことができるのか含め、生産者と話しながら進めていきたい」
生産者は「実際に現場で働いていると、どこまで木が折れているのを残したらいいのか、切ったら良いかの判断が難しかったので、専門家のおかげで参考になったし、今後に生かせると思った」と話していました。
今後は苗木をいかに確保するかが生産量回復の鍵になりますが、青森などでも同じような被害が出ていることから、全国で苗木が不足しているということです。

