台風26号 14日頃は先島諸島に接近 強風や高波に注意 警報級の大雨のおそれも
台風26号 14日頃は先島諸島に接近
台風26号は、このあと南シナ海を北上し、12日(水)午前3時には「非常に強い台風」に発達するでしょう。台湾付近に進む頃には勢力を弱め、14日(金)頃に先島諸島へ接近。15日(土)には沖縄本島近海で熱帯低気圧に変わる予想です。
14日(金)と15日(土)の予報円が大きく、進路の予想には幅があるため、最新の情報を確認してください。また、沖縄付近には前線が停滞するため、先島諸島では台風が近づく前から警報級の大雨になるおそれがあります。
大しけ・大雨のおそれ
雨は断続的に降り方が強まり、11日(火)は局地的に激しい雨が降るでしょう。14日(金)頃にかけては前線や台風周辺の発達した雨雲がかかり、大雨になるおそれもあります。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に十分注意してください。
【波の高さ】
10日・11日
沖縄本島地方 4メートル うねりを伴う
大東島地方 3メートル うねりを伴う
先島諸島 5メートル うねりを伴う
【最大風速(最大瞬間風速)】
10日
沖縄本島地方 15メートル (25メートル)
先島諸島 17メートル (30メートル)
11日
沖縄本島地方・先島諸島 15メートル (25メートル)
【24時間降水量(多い所)】
明後日12日(水)午前6時まで
先島諸島 80ミリ
高波に注意 台風が離れていても 海には近づかないで
台風が近づいている時に絶対にやってはいけないことは、海に近づくことです。海の様子を見に行ったり、サーフィンや釣りを楽しんだりすることは、高波にさらわれる恐れがありますので、とても危険です。
また、台風から離れていても油断はできません。天気は穏やかなのに、台風から発生した「うねり」が届いて、急に高波が打ち寄せることもあります。波浪警報や波浪注意報が発表されている時には、むやみに海に近づかないでください。
