連休明けは要注意! 25日は関東で冷たい雨 その後は東京で15年ぶりに黄砂飛来か
連休明けの明日25日(火)の関東は雲に覆われて、南部を中心に断続的に雨が降るでしょう。今日とは一転、昼間は師走並みの寒さになる所がありそうです。26日(水)は天気が回復しますが、沿岸部を中心に黄砂が飛来する可能性があります。11月に東京で黄砂を観測すれば、2010年11月12日以来、15年ぶりになるでしょう。27日(木)以降も日差しの届く日が多くなりそうです。
明日25日(火) 関東南部を中心に断続的に雨 空気の乾燥和らぐ
連休最終日の今日24日(月・振替休日)は、高気圧に覆われて、穏やかな晴天となりました。
明日25日(火)は一転、2つの低気圧が日本海と本州の南岸を東へ進むでしょう。関東地方は午前中からスッキリしない天気で、沿岸部から次第に雨が降る見込みです。千葉県や神奈川県では、朝早い時間から雨雲のかかる所があるでしょう。関東南部では夕方まで雨が降り続く見込みです。ここ数日は空気の乾燥する日が続いていましたが、ようやく空気が潤うでしょう。恵みの雨になりそうです。ただ、沿岸部では風が強まりますので、横殴りの雨にお気をつけください。関東北部の内陸は夕方に一時的に雨雲がかかる程度でしょう。
また、日差しがない分、気温がグッと下がります。最高気温は14℃前後の予想で、今日(24日)より5℃くらい低くなる所が多いでしょう。師走並みの寒さになる所もあり、昼間も空気がヒンヤリする見込みです。暖かくしてお過ごしください。
26日(水) 関東でも黄砂飛来のおそれ
明後日26日(水)は天気が回復するでしょう。日差しが届き、昼間は過ごしやすい陽気になりそうです。ただ、気をつけなければいけないのが「黄砂」です。明日25日(火)は西日本を中心に黄砂の飛来が予想されていますが、26日(水)は関東の沿岸部でも黄砂が飛来する可能性があります。ちなみに、11月に東京で観測すれば、2010年11月12日以来、15年ぶりになります。空が霞むなど、黄砂による影響が出たら、洗濯物は室内に干すようにしましょう。ぜんそくなどのアレルギー症状を持つ人は、マスクを着用するなど、対策を心がけてください。
27日(木)以降 晴れる日が多く、朝晩と日中の寒暖差が大きい
27日(木)以降も、晴れる日が続くでしょう。最高気温は平年並みか高く、昼間は日差しの温もりを感じられそうです。特に28日(金)は、この時期としては暖かい空気が南から流れ込むことで、20℃くらいまで気温が上がるでしょう。10月下旬並みの陽気になりそうです。晴れる日ほど朝晩と昼間の気温差が大きくなります。上着やマフラーなど調節し、体調を崩さないようご注意ください。
29日(土)は前日より大幅に気温が下がり、15℃くらいの予想です。急に寒くなったように感じますが、この時期らしい気温でしょう。
黄砂の健康への影響を予防するには
黄砂の健康への影響を予防するには以下の3つのポイントがあります。
① 日頃から最新の情報をチェックし、黄砂の飛来予測を把握しましょう。
② 黄砂が飛来している時は、不要不急の外出を控えることで黄砂を吸い込んでしまう量を減らすことが期待できます。特に、高濃度の黄砂が飛来しているときには、屋外での長時間の激しい運動は避けるとよいでしょう。 呼吸器や循環器に疾患のある方、小児、高齢者の方などは、体調に応じて、より慎重に行動することが大切です。洗濯物や布団は、できるだけ室内に干しましょう。
③ 黄砂が飛来している時は、マスク(不織布マスク等)を着用することで、ある程度の予防効果が期待できます。マスクを着用する場合には顔の大きさに合ったものを選び、空気が漏れないようにしましょう。