太平洋側を中心に空気カラカラ 最小湿度10パーセント台も 火の取り扱いに注意
空気がカラカラ 火の取り扱いに注意
午前11時までの最少湿度は群馬県嬬恋村で13%、茨城県北茨城市で15%、福島県いわき市の勿来山田で18%と今季最も低くなっています。東京都八王子市で16%、神奈川県小田原市で17%と空気がカラカラです。
乾燥注意報が東北の太平洋側や関東から九州にかけて広く発表されています。
昨日25日(火)に岩手県陸前高田市と大船渡市にまたがる山林で火災が発生しましたが、岩手県の沿岸南部では2月18日(火)から乾燥注意報が発表されています。
明日27日 広く晴れて空気の乾燥した状態が続く
九州では明日27日(木)の夜から28日(金)は雨が降り、空気が少し潤いそうです。
空気が乾燥 火事を防ぐには
① たばこの吸い殻は、水で完全に消してから捨てるようにしましょう。吸い殻を灰皿にためず、こまめに捨てることも大切です。寝たばこは、絶対にやめてください。
② ストーブの周りに燃えやすいものを置かないことはもちろん、洗濯物を乾かすためにストーブを使うことは、やめましょう。お出かけの時や就寝の際は、ストーブを消すのを忘れないでください。
③ 台所のコンロの周囲に燃えやすいものを置かないようにし、火が鍋底からはみ出さないようにしましょう。調理中はコンロから離れず、コンロを使用しない時は、ガスの元栓をしめてください。
④ 電化製品のコードからも、発火するおそれがあります。たこ足配線やコードを束ねて使用するのは避け、コードが家具の下敷きになったり、折れ曲がったりしないよう、注意が必要です。ホコリが溜まらないよう、プラグやコンセントは定期的に掃除をして、使っていないプラグは抜いておきましょう。
もしもの火災に備えて、住宅用の火災報知器を設置するのも、おすすめです。また、放火を防ぐため、家の周りに燃えやすい物を置かないようにしてください。
山火事にも注意
① キャンプやピクニックなど、屋外で火を使う場合は、消火用の水などを準備し、その場を離れないようにしましょう。火を使った後は、確実に消火するのを忘れないでください。
② 空気が乾燥している日や、強い風が吹いている日は、焚火をするのはやめましょう。枯葉や枯草のある場所は、周囲に火が燃え広がるおそれがありますので、焚火をするのは絶対にやめてください。
③ たばこは指定された場所で、喫煙してください。喫煙が済んだたばこは火をしっかり消して、吸い殻の投げ捨てはやめましょう。できる限り、携帯用灰皿を使うのが、おすすめです。
④ 火遊びも、山火事を引き起こすことがあります。ほんの小さな火が、思わぬ山火事につながるおそれがありますので、火遊びは絶対にやめましょう。
