大型の台風9号は「強い」勢力に発達 小笠原諸島への影響必至
大型の台風9号が「強い」勢力に発達
中心気圧は970hPa、中心付近の最大風速は35m/s、最大瞬間風速は50m/sとなっています。台風の強さは最大風速で決まり、「強い」勢力とは強い方から3番目の勢力です。
台風9号はあす7月28日(月)頃には小笠原諸島に暴風域を伴って接近する見込みです。少なくとも31日(木)頃まで台風の影響を受ける恐れがあり、強風や高波、大雨の影響が長引く恐れがあります。
本州付近には台風の直接の影響はないものの、関東の沿岸などは来週は波が高くなる恐れがあります。最新の情報にご注意下さい。
台風が近づく前の対策 暴風に備えて
1つめは、雨どいや側溝などを掃除して、水はけを良くしておきましょう。落ち葉などで側溝が詰まって水が流れないと、道路が冠水する原因となります。
2つめは、屋外に置かれている、飛ばされやすいもの(物干し竿、鉢植え、ゴミ箱など)は、しっかり固定するか、室内にしまうなどの対策をしましょう。商店などでは、看板が飛ばされたり、自動販売機が倒れたりしないか、確認してください。
3つめは、暴風で飛ばされてきたもので、窓ガラスが割れないよう、窓は鍵をかけ、雨戸があれば閉めましょう。窓ガラスにガムテープを貼ると、風圧に耐えられるようになります。もしガラスが割れても、破片が飛び散るのを防ぐために、カーテンも閉めておいてください。
