今日15日 関東や近畿などで局地的に雨雲発達中 新潟では非常に激しい雨を観測
今日15日昼頃から、関東、近畿など東日本や西日本で局地的に雨雲が発達しています。晴れている所でも天気が急変する恐れがあり、急な強い雨や落雷に注意が必要です。関東北部では警報級の大雨となる恐れもあります。一方、新潟では午前中に非常に激しい雨を観測しており、夕方まで土砂災害などに警戒してください。
東~西日本で局地的に雨雲が発達中
今日15日は、東日本から西日本では、日中の気温の上昇に伴い大気の状態が不安定となっており、関東や近畿など、いたる所で局地的に雨雲が発達しています。晴れている所でも天気が急変する恐れがあるため、急な強い雨や落雷に注意が必要です。
特に関東北部では、このあと夜にかけて雷を伴った激しい雨や非常に激しい雨の降る所がある見込みで、雨雲の発達の程度によっては警報級の大雨となる可能性があります。今夜遅くにかけて、低い土地の浸水や河川の増水、土砂災害に注意・警戒してください。
新潟県では午前中に非常に激しい雨を観測
今日15日は、東北から北陸を気圧の谷が南下しており、雨雲が発達しやすくなっています。新潟県関川村の下関では、今日15日午前9時00分までの1時間に56.5ミリの非常に激しい雨を観測しました、新潟県に発表されていた土砂災害警戒情報は午後1時55分に解除されましたが、もうしばらくは、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。
上流での局地的な大雨を知るには
ゲリラ豪雨など局地的な大雨によって、危険な状態になるのは、自分のいる所に雨雲がかかる場合だけではありません。川の上流でゲリラ豪雨が発生すると、雨が降っていない下流でも、被害が発生する恐れがあります。
上流のゲリラ豪雨を知るポイントは3つ。1つめは、川の水かさが急に増えること、2つめは、川の水が濁ること、3つめは、木の枝などが流されてくることです。また、サイレンはダムを放流する合図なので、川のそばにいて、サイレンを聞いた場合も、必ず川から離れてください。
山や川のレジャーにお出かけする方の多い時期ですが、レーダーをこまめにチェックして、雨雲発達の情報を早めに入手するようにしてください。