今朝(17日)は秋田県で観測史上一位の記録的な雨 たった3時間で120ミリ以上
今朝(17日)は前線の南下に伴い、秋田県を中心に雨雲が発達。秋田県能代市ではレーダーの解析で1時間に約100ミリの猛烈な雨を観測し、記録的短時間大雨情報が発表されました。また午前5時50分までの3時間に120.5ミリの雨を観測し、観測史上1位を記録しました。
秋田県能代市で観測史上1位の記録的な雨
今朝(17日)は東北地方を前線が次第に南下し、秋田県を中心に雨雲が発達しました。午前4時40分には秋田県能代市でレーダーの解析で1時間に約100ミリの猛烈な雨を観測し、記録的短時間大雨情報が発表されました。また午前5時50分までの3時間に120.5ミリの雨を観測し、観測史上1位を記録しました。秋田県能代市では平年9月1か月分の降水量のおよそ8割にあたる雨がたった3時間で一気に降ったことになります。
さらに、秋田県鹿角市湯瀬で午前6時13分までの1時間に48.5ミリの雨が降り、9月としては1位を記録、その他にも北秋田市などで1時間に40ミリ以上の激しい雨が降るなど大雨となりました。
秋田県には午前9時現在、大雨警報と洪水警報が発表されています。秋田県では17日夕方まで土砂災害に、17日昼前まで低い土地の浸水や河川の増水に厳重に警戒してください。
東北南部にも活発な雨雲 午後は関東から九州でも
秋田県の雨は午前9時時点では小康状態となっていますが、このあと前線はさらに南下し、東北南部などでも局地的に激しい雨が降るでしょう。さらには関東から九州も、気温の上昇や湿った空気の影響で大気の状態が不安定となるため、所々で雨や雷雨となりそうです。局地的に激しい雨が降るでしょう。朝の通勤・通学の際に晴れていた所でも午後は雨の降る所もありそうです。これからお出かけの方は傘をお持ちになると安心です。ゴロゴロと雷鳴が聞こえたり、黒っぽい雲が近づいてきたりしたら天気急変のサインです。早めに安全な場所に避難するようにしてください。