最高気温40℃以上の名称を気象庁が検討 日本気象協会は酷暑日と2022年に命名
気象庁も検討始める 最高気温40℃以上 今年は過去最多に
これを受けて気象庁は昨日17日に、最高気温40℃以上を示す言葉を新設することを検討しはじめたと発表しました。日本気象協会では3年前の2022年に独自で最高気温40℃以上の日を「酷暑日」と命名しています。
日本気象協会独自で「酷暑日」 どうやって決まった?
その結果、日最高気温が40℃以上の日は「酷暑日(こくしょび)」と呼ぶことに決定しました。
そのほかのアンケート回答には「炎暑日」「灼熱夜」や「危暑日」などのユニークなものまで、さまざまな候補がありましたが、「すでにある「猛暑日」等との音・語呂のつながりの良さ」や「なじみやすさ」などを理由に、最も得票数を得た「酷暑日」が選ばれました。
熱中症にならないために
①日頃から、体調管理を心がけましょう。朝など時間を決めて、毎日体温を測定したり、健康状態をチェックしたりすることにより、体調の変化に気づくことができます。
②できるだけ暑さを避けて、喉が渇く前から水分補給を心がけましょう。なるべく涼しい服装を心がけ、日傘や帽子も活用するのが効果的です。入浴の前後や、起床後も、まずは水分を補給しましょう。汗を大量にかいた場合は、水分だけでなく、塩分補給も忘れないでください。
③暑さを我慢せず、エアコンを使って室内の温度を適度に下げましょう。室内に温度計を置き、室温を確認しながら調節するとよいでしょう。特に、換気を行う場合はこまめに再設定してください。もし、少しでも体調が悪いと感じたら、無理をしないで、自宅で静養することが必要です。高齢者や子ども、障がいのある方は、特に熱中症になりやすいので、周りの方が気を配るなど、十分ご注意ください。
