沖縄県宮城島で35.0℃ 沖縄県の10月の猛暑日は統計開始以来初 この先も残暑
沖縄県宮城島で35.0℃ 沖縄県で10月の猛暑日は初めて
沖縄県内で10月に35℃以上の猛暑日が観測されたのは、統計開始以来、今回が初めてのことです。
なお、今年沖縄県で35.0℃以上の猛暑日が観測されたのは今日が初めてで、うるま市宮城島で猛暑日が観測されたのは、2017年8月16日以来、8年ぶりで過去2回目となりました。
今日2日は、沖縄県名護市で33.1℃、波照間島で32.8℃など、沖縄県内の6地点で10月として記録的な暑さとなっています。
沖縄県など「かなりの高温」 一方、北海道は「かなりの低温」へ
沖縄・奄美、九州、中国、四国、近畿、東海、北陸、関東甲信は8日頃から、その地点でこの時期としては「10年に一度」レベルの高温が予想されています。まだ、30℃以上の真夏日になる予想も出ていて、長引く異例の残暑に注意が必要です。
空気がカラッとしてきた分、油断しがちですがまだ昼間は暑さに備えが必要です。朝晩は涼しくなってきましたので、長袖や羽織るものなど気温差に注意して調節しやすい服装を心がけましょう。
一方、北海道では9日頃から「10年に一度」レベルの低温が予想され、急に寒気の影響を受けやすくなる見込みです。北海道は札幌など5日頃まで連日25℃以上の夏日の予想ですが、来週は急に15℃を下回る寒さとなりそうです。気温の変動がかなり激しくなりますので、気温差で体調を崩しやすい方は特に体を冷やさないように対策を心がけましょう。
北から季節が急ピッチで進みますので、暑さの続く所も徐々に衣替えを進めておくと良さそうです。
※早期天候情報は、その時期としては10年に1度程度しか起きないような著しい高温や低温となる可能性が、いつもより高まっているときに、6日前までに注意を呼びかける情報です。6日先から14日先までの期間で、5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」確率が30%以上と見込まれる場合に発表されます。
