記録的大雪のあとの気温上昇 明日5日にかけて融雪災害に注意 雪崩や落雪の恐れ
日本海側の積雪は平年の2倍以上の所も
二十四節気の「立春」で暦の上では春の始まりとなりますが、暦通りに日差しにほっとできる陽気となっています。
日本海側の雪はやんでいる所が多いですが、1月下旬から長く続いた寒波の影響で、北陸や東北の日本海側では積雪が平年の2倍以上となっている所があります。午前11時の積雪は青森市で154センチ(平年比223%)、新潟県長岡市で121センチ(平年比233%)です。
東北地方の広い範囲と、北陸から山陰にかけての日本海側では「なだれ注意報」が発表中です。気温が上昇するため、融雪による災害が発生しやすい状況が続くでしょう。積雪の多い所ではなだれや屋根からの落雪などに十分注意をしてください。
明日5日は更に気温上昇 雪崩や落雪の恐れ
関東から西の太平洋側は日中は広く晴れる見込みです。九州は所々で雨が降り、東北は日本海側で雨や雪でしょう。北陸も夜は天気が崩れそうです。最高気温は今日4日よりさらに高く、関東から西は13℃から16℃くらい、北陸や東北も10℃以上になる所があるでしょう。
気温の上昇によって、雪どけが急速に進むため、雪の事故には注意が必要です。除雪作業は必ず2人以上で周囲に気を付けながら行ってください。
急な雪解け 注意点は?
①雪解けによって「全層なだれ」が発生しやすくなります。山に積もった雪が全て滑り落ちる現象で、気温の上昇や雨の後などに多く発生します。過去になだれが発生した斜面や積雪に亀裂が入っている所では、特に注意が必要です。
②気温の上昇によって積もった雪が滑り、「屋根からの落雪」が起こりやすくなります。軒先で作業する際は頭上の状況を確認するなど注意が必要です。また、除雪作業を行う場合は、命綱とヘルメットを装着し、できるだけ複数人で実施するなど、安全を確保するようにしてください。
③雪が多く積もった道路で、気温が上昇したり、雨が降ったりすると、「冠水」のおそれがあります。路肩に集められた雪によって排水が悪くなったり、雪の塊が排水溝を塞いだりしてしまうことがあるためです。大雪のあとの雨は、たとえ大雨でなくても、道路の冠水に十分ご注意ください。

