気圧変化による頭痛やめまいに注意 この先は北日本ほど影響度「大」 東京・大阪も
今週は短い周期で気圧が変化 北日本ほど影響度が大きい
明日25日は、日本海と日本の南岸を低気圧が発達しながら東進するため、北海道から近畿では気圧が下降する所が多いでしょう。大阪では影響度が「大」となる予想です。
26日(水)は、高気圧が張り出してくるため気圧が上昇する所が多く、影響度の大きい所が多い見込みです。
27日(木)は、早くも次の気圧の谷が日本付近を通過するため、気圧が下降。北海道から関東にかけての広い範囲で影響度が大きいでしょう。
28日(金)から12月1日(月)にかけても、北日本を中心に、度々、気圧の谷が通過して、気圧がアップダウンする見込みです。気圧変化で頭痛やめまいなどの症状が出やすい方はは、早めに対策を行ってください。
気圧変化で症状が出る前に
普段からできる対策として、睡眠や食事をしっかりとり、規則正しい生活を心がけましょう。スケジュールにゆとりを持ち、アルコールは控えめに。気圧予報を確認して対策に役立てましょう。
気圧変化で症状が出たときの対策は?
・耳マッサージや耳回しのストレッチを行いましょう。こまめにした方が効果的です。
・首・肩・背中のストレッチを行いましょう。軽い運動も効果があります。
・耳・首・肩をあたためると良いでしょう。
・気圧だけでなく気温の変化(寒暖差)でも症状が出ることがあります。ストレッチや38~40℃程度の低めのお湯に浸かるのも、有効な対策です。
医学的表記監修:せたがや内科・神経内科クリニック 久手堅司先生
