明日26日の近畿は積雪・吹雪に注意 大阪・神戸も初雪か 強烈寒気で真冬並みの寒さ
明日26日 近畿の広範囲で雪 積雪・凍結に注意
近畿北部では、今夜日付が変わる頃から雨が雪に変わり始め、明日26日にかけて断続的に雪や雨が降るでしょう。数十センチ単位の降雪量が予想されおり、積雪となる所も多い見込みです。
また、明日26日午前は雪雲の流れ込みが強まる時間があり、近畿中部・南部にも雪の範囲が広がって、山地で数十センチ、平地で数センチ単位の降雪量となるでしょう。普段、雪の少ない所でも雪が積もるおそれがあり、未明から昼過ぎにかけて積雪や凍結による路面悪化に注意が必要です。車を利用する際は、冬の装備を万全にして、時間に余裕をもってお出かけください。また、着雪による倒木や電線切断にも注意してください。
なお、今シーズンは、彦根で12月3日、京都と和歌山は4日、奈良は12日に、すでに初雪が観測されていますが、大阪、神戸では、まだ観測されていません。明日26日は京阪神の市街地でも雪が降る可能性があるため、大阪や神戸で初雪となるかも知れません。
今日25日午後~明日26日は北風強まる 暴風雪・高波に警戒
また、波も高く、日本海側の沿岸部では、明日26日は波の高さが6メートルで大しけとなり、うねりを伴う見込みです。高波に警戒が必要です。
明日26日は真冬並みの厳しい寒さ 最大限の防寒を
冬の運転で注意するポイント「ふ・ゆ・と・じ・こ」
(1)冬道装備をしっかりと行いましょう。早めに冬用タイヤに取り換えたり、タイヤチェーンを用意したりしましょう。雪道運転は、バッテリーが上がりやすくなります。遠出をする際は、予備のウォッシャー液やバッテリーを確認するなど、事前の点検も忘れないでください。
(2)ゆっくりと、慎重に運転しましょう。雨や雪が降った後に、気温が低いと、普段、慣れている道でも思わぬ所が凍結している可能性があります。また、雪のない所でも、道路が黒っぽく見えたら凍結している恐れがありますので、油断しないでください。
(3)時には迂回や出控えることも、選択肢の一つです。ドライブプランなどを、一時的に変更するのも良いでしょう。
(4)時間に余裕をもって、出発しましょう。慌てると、凍結した道路でも、ついスピードが出てしまい、事故につながってしまいます。
(5)こまめに天気や道路情報を確認しましょう。天気予報が、急に「晴れ」から「雪」に変わるかもしれません。雪が降ると、道路が通行止めになることもあります。
5つのポイントの頭文字を並べて、「ふゆとじこ」と覚えてください。
