年明けは正月寒波か 年末は30日夜から寒気流入 仕事初めの5日頃まで寒気居座る
年末は30日夜からジワジワと寒気が流れ込み始め、仕事始めの5日(月)頃まで強烈な寒気が居座る見込みです。日本海側では雪の降りやすい天気が続き、寒気が強まるタイミングでは太平洋側でも積雪となるおそれがあります。寒気の強さによっては、正月寒波となる可能性があるため、天気予報をしっかりチェックして、寒波に備えるようにしてください。
30日夜から寒気流入 年明けは正月寒波か
30日(火)の午前中に寒冷前線が本州付近を通過したあと、日本付近は冬型の気圧配置に移行する見込みです。30日(火)夜からジワジワと寒気が南下。北海道や本州の日本海側は雪や雨の所が多くなるでしょう。30日(火)夜には、日本海に風の収束帯が形成され、発達した雪雲の帯(JPCZ)ができる見込みです。30日(火)夜から31日(水)は東北の日本海側や新潟県で降雪の強まる所がある見込みです。
その後も、仕事始めの5日(月)頃まで、日本付近には強烈な寒気が長く居座り、日本海側では雪の降りやすい状態が続くでしょう。JPCZも引き続き南に移動しながら大雪をもたらすおそれがあります。流れ込む寒気の強さによっては正月寒波となり、寒気が強まるタイミングで日本海側だけでなく太平洋側でも積雪となる可能性があります。今後の気象情報をしっかりチェックして、寒波に備えるようにしてください。
JPCZ(日本海寒帯気団収束帯)とは?
冬型の気圧配置が強まると、シベリア大陸から冷たい風が日本海に流れ込みます。この冷たい風は、朝鮮半島北部に位置する長白山脈(最高峰:白頭山2744メートル)によって、いったん二分されますが、その風下である日本海で再び合流し、収束帯(雪雲が発達しやすいライン)が形成され、雪雲が発達しやすくなります。
この収束帯のことを「日本海寒帯気団収束帯(JPCZ)」と言います。こうしたJPCZの影響を受けるのは、主に東北南部や北陸、山陰などです。JPCZによって、雪雲が発達しやすくなり、その雪雲が次々と流れ込むため、大雪となることが多々あります。