日本気象協会 2026年春の花粉飛散予測 第1報 東・北日本で例年より多い予想
2026年春の花粉飛散予測(第1報)
<概況>
2025年夏は、全国的に高温・多照となり、雄花が形成されやすい気象条件となりました。一方、2025年春(前シーズン)の花粉飛散量は、西日本では例年より多く、東日本と北日本では少ない傾向でした。
飛散量が多い翌年は雄花の形成が減少する傾向があるため、西日本では2026年春の花粉飛散量は広い範囲で抑えられるでしょう。東日本と北日本は、気象および前シーズンの飛散状況とも、飛散量が増加する条件が揃いました。
<例年比>
九州から近畿では例年の0.9~1.0倍で例年並みでしょう。東海から北海道は1.3~2.5倍と飛散量が多い見込みです。
<前シーズン比>
九州から近畿は、広い範囲で減少するでしょう。東海から北海道は多く、非常に多い所もある見込みです。
※花粉:スギ・ヒノキ、北海道はシラカバ
※例年:過去10年(2016~2025年)の平均値
日本気象協会の花粉飛散予測とは
九州から東北はスギ・ヒノキ、北海道はシラカバ花粉の飛散量を表します。
【言葉の説明】
例年 :過去10年(2016~2025年)の平均値
前シーズン:2025年シーズンの飛散量
平年:1991~2020年の平均値
