明日1日は東・北日本で激しい雨や雷雨に注意 関東~北海道で警報級の大雨の可能性も
明日1日は関東や東北など警報級の大雨の恐れ
1日は、上空約5500メートルには東日本にはマイナス12度以下、北日本にはマイナス15度以下のこの時期としては強い寒気が流れ込むでしょう。上空の寒気に加え、暖かく湿った空気の影響で、大気の状態が非常に不安定となる見込みです。上の図は、発雷確率を示していて、東北や北陸、関東甲信では午後は確率が高く、突然の激しい雨や落雷や竜巻などの突風が吹く恐れがあります。
今夜は東海や北陸の所々に雨雲がかかり始め、明日1日にかけて関東や東北、北海道の一部まで雨のエリアが広がるでしょう。
関東は明日1日朝には雨雲がかかりやすくなり、夜まで断続的に雨。都心も激しく雨が降る可能性があり、道路の冠水などに注意が必要です。
東北は午後から広く雨で、太平洋側南部を中心に大雨となる恐れがあります。大雨による低い土地の浸水、土砂災害、河川の増水に注意、警戒をしてください。
なお、明日1日は雨雲が予想以上に発達した場合は、警報級の大雨となる可能性があります。東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県、栃木県、石川県、富山県、新潟県、福島県、宮城県、北海道(胆振・日高地方、宗谷地方)では、大雨警報が発表される可能性が「中」程度あると予想されているため、十分な注意が必要です。
2日も午前中は東北を中心に雨が降り、局地的に強まるでしょう。
明日から10月スタート 一旦涼しくなっても暑さぶり返す
ただ、2日には晴れると同時に暑さも復活します。天気によって気温の変化も大きくなりますが、10月に入っても、気温は各地とも高く、まだ昼間は半袖で過ごせる日がほとんどでしょう。
朝晩は涼しく、真夏とは空気が変わってきましたが、まだ日中は暑く、名古屋や大阪、福岡では30℃以上の真夏日が出そうです。
異例の残暑はまだ続いています。来週にかけていったん涼しくなっても、その後ぶり返す暑さにご注意ください。
