雪道の運転にはご注意 「ABS」の正しい利用で危険回避 年始に寒気が再び南下
そこで雪道や滑りやすい道を走行する上での注意点(特に【アンチロックブレーキ(ABS)】)をまとめました。
年明けには再び寒気が南下してくる予想となっていますので、年末年始の天気と合わせて雪道の走行には注意願います。
26日夜には関越自動車道では約60台超えが絡む多重事故が発生しました。事故に遭われた方のご冥福と回復をお祈りいたします。
雪道走行は「急」に注意です
・スピードを出さない
・急ハンドルはしない
・急ブレーキはしない に尽きます。
しかし雪道や凍結した道路で急ブレーキを使った時は、最近の自動車はタイヤがロックし操作性を失わないように「アンチロックブレーキシステム(ABS)」が作動します。
強いブレーキ中でもタイヤをロックさせないシステムですが、自動で作動しますので体験したことのない方も多いのではないでしょうか。
アンチロックブレーキの作動中は、経験のない「振動」や「音」が出ますが驚かないでブレーキを踏み続けてハンドル操作に集中し、障害物などの危険を回避する様にしてください。
ブレーキを弱めると「アンチロックブレーキシステム(ABS)」が解除されて自動車の操作性を失う恐れがあります。
繰り返しになりますが、雪道では「スピードを出さない」「急ハンドルはしない」「急ブレーキはしない」ことに尽きます。
年末年始の寒気は
年が明けると寒気の南下が予想されます。平野部でも積雪や道路の凍結がありそうなので帰省からの帰り道には注意が必要です。
北陸地方の2週間天気 年末年始は
29 日(月)は晴れ間もありますが、以降は冬型の気圧配置となり雨、標高の高い所では雪が降りそうです。
強い寒気の南下はなさそうですので、気温は平年並みか高く比較的穏やかな年末になるでしょう。
年が明けると、寒気が南下し平年を大きく下回る寒さになり沿岸平野部でも雪が降る見込みです。
道路は凍結し、日陰や橋の上では日中でも凍結している恐れがありそうです。十分注意してください。
