最新の北海道一か月予報 季節の歩みはゆっくりも、着実に本格的な冬へ
1週目(11/15~11/21) 道内は変わりやすい天気に 日ごとの気温差も大きい
明日14日の北海道付近は、冬型の気圧配置となります。日本海側とオホーツク海側は雲が広がりやすく、午前は稚内や旭川など日本海側北部を中心に雪の降る時間があるでしょう。沿岸では風を伴い、ふぶくこともありそうです。なお、太平洋側は東部を中心に晴れる見込みです。
15日(土)の北海道付近は高気圧の圏内となり、各地で晴れ間が出るでしょう。しかし天気の崩れは早く、16日(日)から17日(月)は気圧の谷が通過し、広い範囲で雨となりそうです。
そして17日(月)の午後は次第に寒気が流れ込み、18日(火)にかけて札幌や旭川など日本海側で雪が降るでしょう。平地でもしっかりと積雪状態となりそうです。
なお、この一週間は日ごとの気温差が大きくなります。例えば18日(火)は最高気温でも広く2度くらいにとどまりますが、20日(木)は各地で10度前後まで上がるでしょう。毎日の天気や気温を確認しながら服装を選ぶとよさそうです。
2週目(11/22~11/28) 気温は平年より高めも、日中でも空気の冷たい日がほとんどに
札幌では例年、シーズン最後に最高気温が10度以上となるのは11月28日頃です。この期間の道内の気温は、平年より高くなる見込みですが、最高気温が一桁の日が多くを占める時季となります。今日13日、札幌では午後3時時点で13.9度まで上がり、比較的過ごしやすい陽気となりました。しかし約2週間後には、日中でも空気が冷たく感じられる日がほとんどとなりそうです。
3~4週目(11/29~12/12) 根雪のシーズンが始まる時季 時間に余裕を持った行動を
12月7日は、二十四節気の「大雪(たいせつ)」です。本格的に冬が到来する頃という意味で、例年だと札幌では12月6日、帯広では12月7日に根雪の初日を迎えます。常に路面が積雪状態の所が多くなる時季のため、時間に余裕を持った行動を心がけるなど、冬道の運転は十分な注意が必要です。
