北陸は猛暑が復活 9月1日(月)が残暑のピークか危険な暑さの所も 北陸2週間天気
1日(月)はフェーン現象発生で危険な暑さ
一方、太平洋高気圧の本州付近への張り出しは強い状況が続きます。
31日(日)と1日(月)は広い範囲で晴れて、朝から強い日差しが照り付けるでしょう。1日(月)は低気圧や前線が日本海に進んでくる影響で、南よりの風が山を吹き降りるフェーン現象が発生する可能性があります。フェーン現象が発生すると、予想をさらに超えて40℃に迫る危険な暑さとなるおそれもありますので、熱中症に厳重に警戒してください。
2日(火)は秋雨前線が北陸地方を南下 雨脚強まるおそれ
秋雨前線が北陸地方を南下し、前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、前線の活動が活発となり広い範囲で雷を伴い雨脚の強まるおそれがあります。今後の気象情報にご注意ください。
前線が南下したあとは、気温30℃以上の真夏日が続くものの、異常な猛暑はようやく落ち着くでしょう。
また、来週3日(水)以降は、日本の南を熱帯擾乱(台風または熱帯低気圧)が北上してくる見込みです。熱帯擾乱の動向によって来週の天気が大きく変わる可能性がありますので、常に最新の天気予報をご確認ください。
2週間天気後半(6日~11日) 9月最初の週末は前線に注意
猛暑は落ち着きますが、高温傾向は続き、昼間は気温30℃以上の真夏日の日が多いでしょう。一方、夜間の最低気温が25℃以上の熱帯夜の地点は徐々に減り、朝晩はグッと涼しくなりそうです。
熱中症の応急処置のポイントは
まずは、涼しい場所へ移動しましょう。冷房の効いた部屋や、屋外では風通しのよい日陰で、できるだけ早く、体を冷やしてください。
衣服を緩めて、体から熱を逃がしましょう。体温を下げるためには、冷やした水のペットボトル、氷枕などを使って、両側の首筋や、わきの下、足の付け根を冷やすと効果的に体温を下げることができます。
水分と塩分を補給しましょう。冷たい水を、自分で持って飲んでもらうと、体にこもった熱を奪うだけでなく、水分補給もできます。また、経口補水液やスポーツドリンクを飲めば、汗で失われた塩分も適切に補えます。
ただ、吐き気を訴えたり、意識がなかったりするなど、自分で水分を摂ることができない場合は、口から水分を補給するのは禁物です。すぐに病院へ運んでください。
