12月3日~4日 近畿は雪が降るような寒さ 暖かな土日~来週初めまでに備えを
土日~12月2日までは暖かな陽気 3日~4日は雪が降る寒さに
一転して3日(水)から4日(木)は強い寒気が流れ込み、一気に寒くなります。日中でも10℃前後までしか気温は上がらず、風がビュービューと吹いて真冬のような体感に。舞鶴、彦根といった近畿北部は平地でも雪やみぞれが降り、京都市内など近畿中部にも雪雲が流れ込む可能性があります。
今のところ寒気の流れ込みが最も強まるのは、3日(水)夜から4日(木)明け方と、夜間の気温が低い時間帯。山沿いを中心に広く雪が積もり、平地でも雪に強い風を伴って、一時的に見通しが悪くなるおそれがあります。
シーズン最初の雪に注意
(1)必ず、スタッドレスタイヤに交換するか、タイヤチェーンを装着しましょう。スタッドレスタイヤは、溝が十分にあるかどうかを、事前に確認してください。あまり使っていないスタッドレスタイヤでも、時間が経てば、劣化が進みますので、シーズン前に点検が必要です。
(2)たとえ急いでいても、急ブレーキ、急なハンドル操作、急発進、急な車線変更など「急」のつく運転はやめましょう。「急」のつく運転をしてしまうと、車がスリップしやすくなります。車を発進する時や上り坂では、タイヤが空転してしまわないよう、アクセルをじわりと踏み込んでください。下り坂では、エンジンブレーキを基本として、アクセルとブレーキも適度に調整して、速度を落としてください。
夏・秋は高温でも冬は寒い見通し 昨シーズンと同じ傾向か
今シーズンの冬も同様の大気の流れが予想され、夏と秋の高温傾向から一転して、冬は東~西日本と沖縄で平均気温が「平年並みか平年より低い」見通しです。また、これまでの高温の影響もあり、日本付近の海水温は平年より高めの状態。ひとたび強い寒気が流れ込むと、暖かな海から水蒸気が大量に出て、雪雲が発達するおそれがあります。来週に限らず、冬を通して雪の情報にはご注意ください。
