この先一週間の北海道は短い周期で天気変化 次の強い寒気は来週後半以降?
強い寒気は明日(6日)には抜け、8日(月)頃にかけて高めの気温に
明日の日中には雪は小康状態となり、道東方面を中心に晴れ間や日ざしが出る見込みですが、午後は西から気圧の谷が近づく影響で天気は早くも下り坂となるでしょう。早い所では道南から雨が降り出し、夜には道北や道央、道南方面や十勝地方などで雨や湿った雪が降り出す見込みです。
なお、明後日(7日)や8日(月)も気圧の谷の影響で道内では広く雨や湿った雪が降るでしょう。天気は崩れますが、上空に入る暖かい空気の影響で気温は高めで経過する見込みです。特に7日(日)は函館の予想最高気温が10℃など、最高気温が二けたとなる所もありそうです。12月6日は札幌で、12月7日は帯広、12月8日は網走でそれぞれ平年の根雪の初日となりますが、これらの地点は今日正午現在の積雪が5cm前後となっており、明日からの高めの気温や雨の影響で積雪がなくなる可能性があり、根雪の初日が平年より遅くなる可能性があります。
9日(火)以降の気温は平年並みに 次の寒さは12日(金)以降か?
なお、この冬型の気圧配置も長くは続かず、9日(火)後半から10日(水)は日本海側で雪の残る所があるくらいで、晴れ間の出る所が多くなる見込みです。なお、11日(木)には再び北海道付近を気圧の谷が通過し、翌12日(金)には北海道上空に強い寒気が入ると予想されます。今後の予報変化により、来週後半は寒さが少し厳しくなる可能性があります。この先一週間は気温の変化が大きくなりそうです。体調の管理に注意しましょう。
