岐阜県は大雨で災害のリスク大 土砂災害に厳重警戒 東海は24日まで大雨に警戒
今日23日の東海は岐阜県では記録的な大雨
【今日23日 6時間降水量 13時20分現在】
岐阜県高山市(船山) :148.5ミリ(13時20分まで)6月の1位の値を更新
岐阜県高山市(丹生川):147.5ミリ(9時50分まで)1年を通して観測史上1位の値を更新
岐阜県高山市 :144.5ミリ(9時30分まで)6月の1位の値を更新
岐阜県高山市(栃尾) :119.0ミリ(11時20分まで)1年を通して観測史上1位の値を更新
短い時間に大量の雨が降り、地盤は緩んでいます。急な崖や斜面など、危険な場所には近づかないようにしてください。また、岐阜県では停電が発生している地域があります。停電が発生すると、エアコンなどが使えなくなり、熱中症のリスクが高まります。できる限りの暑さ対策をするようにしてください。
明日24日にかけて大雨に警戒 雨はいつまで降る?
明日24日は、昼過ぎまで雨の降る所が多いでしょう。夕方から夜は、段々と雨の範囲は狭くなりそうです。
土砂災害の前触れは
1つめは、がけや地面にひび割れができることです。
2つめは、木が裂ける音や石がぶつかり合う音が聞こえたり、土のにおいがしたりすることです。
3つめは、井戸や川の水、湧き水が濁ることです。湧き水が止まる場合も、前触れの一つです。
4つめは、がけや斜面から水が湧き出たりすることです。
そのほか、小石がバラバラと落ちてくる、地鳴りや山鳴りがする、雨が降り続いているのに川の水位が下がる、樹木が傾く、などがあります。このような時は、土砂災害の危険が高まっています。すぐに周りの人に声をかけて、安全な所へ避難してください。
週間天気 27日(金)まで雨が降りやすい
26日(木)から27日(金)は、再び雨の降る所が多くなるでしょう。熱帯由来の空気や、梅雨前線が本州付近を通過する影響で、局地的な大雨に警戒してください。
28日(土)は、強い日差しが戻り、晴れる時間が長くなりそうです。その後も、晴れる日が続き、厳しい暑さとなるでしょう。
暑い時期 停電への備え
停電が発生すると、エアコンや扇風機が使えなくなり、室内の気温や湿度が急上昇して、熱中症のリスクが高まります。事前に、冷やしたペットボトル入りの水や麦茶、スポーツ飲料、冷却グッズ(ネッククーラーや保冷剤など)を用意しておくとよいでしょう。クーラーボックスやうちわ、携帯型扇風機もあると役立ちます。衣服は通気性の良い素材や、速乾性に優れた素材のものを選びましょう。
停電になった際は、薄着になってこまめに水分を摂取しつつ、保冷剤や氷、水でぬらしたタオルなどで体を冷やして、体温の上昇を抑え、熱中症を防いでください。
