明日1日から北海道では100ミリを超える大雨のおそれ 土砂災害などに十分な注意を
雨のピークは明日1日の午後 土砂災害などに注意
道北では宗谷地方を中心に明日明け方以降は雨が降りやすくなり、その他の地域でも昼前後から断続的に雨が降ります。昼頃から夜にかけてが雨のピークとなる所が多く、1時間で最大30ミリと、バケツをひっくり返したような激しい雨が降るおそれがあります。道北や道南方面の多い所では24時間で100ミリ前後の雨が予想されており、局地的な大雨となりそうです。大雨による土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水などに十分注意して下さい。
道北では既に平年の8月の4倍の雨量も 少ない雨でも土砂災害などに注意
30日までの月降水量が道内で最も多くなった宗谷地方の豊富では、508.0ミリの雨を観測しており、平年の8月1か月分(120.9ミリ)の4倍を超える雨量となっています。
月降水量としては1976年からの統計史上、年間を通しても最も多い値で、8月としてはこれまで最も多かった2014年の雨量(268.0ミリ)の2倍近い記録です。
豊富周辺では、明日から明後日の雨が100ミリを超えるような大雨になる可能性は今の所低くなっていますが、これまでの大雨の影響で、普段よりも地盤が緩みやすくなっているおそれがあります。弱い雨、少ない雨でも決して油断せず、最新の気象情報や防災に関する情報をこまめに確認するようにして下さい。
